西尾の低山・茶臼山からグルッとハイク(2022.3.21)
本日は愛知県の茶臼山へ。とは言っても茶臼山高原の方ではなく、西尾市にある標高291mのかなり低い山。それでも地元民にはモチロン、近郊からも多くのハイカーが訪れるようです。
豊根村の茶臼山と分けるためなのか、西尾茶臼山とも言われています。
お初の山。山域には「西茶臼」や「子茶臼」もあり、全茶臼を踏破するつもりでやって来ました。
(一番下に地図を載せておきました)
朝9時、登山口のある「平原の滝」下の駐車場は既に満車。路駐もいっぱい。
ラッキーなことに、登山を終えた1台が駐車場を出たのでソコに停めて幸先良くスタート。滝方面へは少しの間舗装路を歩きます。
手前がトイレ。その奥は古民家風なカラオケ喫茶。こんな時間から昭和歌謡の歌声がガンガン音漏れしておりました。
カラオケ喫茶の辺りにある、滝に向かう入口にあるラフな周辺案内図。
キャンプ場としても使われている様子。夏場は蚊が多そうな感じです・・・
実はこの山域、ルートがアチコチに張り巡らされており、どこをどう歩いたらいいのか不安だらけですが、茶臼山山頂に山域の詳細地図が無料でおいてあるということなので、それまではGPSのみを頼りに進んでいきます。
案内板から7分ほど、石段を登り切ったところで「平原の滝」に到着。
小滝と大滝に別れており、大滝は7〜8m程のところからジャバジャバと降り注ぎ、小滝は竹の樋から落ちてくるシロモノ。観光地っぽい作りですが、嫌いじゃありません・・・
大滝、奥の建物は薬師堂
小滝。どちらも下山時に撮影
滝の先はいよいよ登山道。いつも通り、ゆる〜く登っていきます。
途中、ルートから少し外れたところに展望台があるということで、寄り道を。
おおっ、いい眺め。
右に中央アルプス、左に御嶽
三河湾
カラオケ喫茶前の案内図では立入禁止と記してあったものの、トラ柵などは外されていたので、あくまで自己責任でアリマス。
ルートに復帰、この季節特有の醤油ラーメンの匂いを嗅ぎつつ、時折ちょっとした岩場も乗り越えながら・・・
ヒサカキの森・・・
10時ジャスト、茶臼山に到着。
ちゃうすやま・291m
山頂標識の下にあるボックスにコースマップが入っていました。
しばらくすると若いオネーサンが到着。その足元を見るとなんと裸足にビーチサンダル。頑張れば登れない山でもないのか、と思ったものの・・・
聞くと、何でも裸足で走るランニングクラブのメンバーだそうで、本日はビーサンで楽をしてしまったとか。埼玉では裸足で走る大会もあるんだそう。(登山道も走るらしく)
たまたまですが、自分の職場近くの公園がクラブの練習拠点のようで、是非一緒に参加を!と誘われたものの、この年でそんな修行はしたくありません・・・
さて、地図を入手したのでこれで集会準備もOK。オネーサンともおしゃべりしたし、気持ちよく次の西茶臼山を目指してルートを進んでいくと・・・
視界がパーンと開けた場所へ。おおっ、いい眺め。
ルートミス中
もう少し空気が澄んでいたらよかったかも。
ルートミス中・・・
おお、ヤバイヤバイ。モシカシテ浮かれすぎていたのか・・・
正直、ルートは網の目のようなので分かりづらいことこの上なし。
地図とGPSとで居場所確認中
採石場を横目で見つつ・・・
2つめのピーク、西茶臼山。
にしちゃうすやま・264m
開けたところのちょっと下に休憩できるスペースがあります。
さらに進んで「西ノ沢乗越」というコル。ここを登り返して次のピーク、子茶臼岳へ。
ピーク手前、斜面側に展望が良さそうな広場があったので立ち寄ってみると・・・
「←望む 孫茶臼山」と書かれている標識が。孫もあるとは・・・
左に切れている山が孫茶臼。写真も雑
孫茶臼、行くのめんどくさそう。ってことで早くも本日の茶臼全踏破という目論見は挫折。
次のピークは「イナバ山」。広場にてしばらく地図を凝視してルート確認。すると今度は若くないオネーサン(失礼)がやって来たので話がてらルートを見てもらっていると「イナバ山だったら途中まで一緒に行ってあげるよ」って。ありがたくお供させて頂くことに。
まずは子茶臼の山頂へ。
こちゃうすだけ・230m
この標識の真後ろに、イナバ山に続くルートが延びていましたが、一人だと見落としそうなルート。
しばらくは結構激下りの道。しかしこのオネーサン、足元見るとフツーのスニーカーなのにヒョイヒョイと下っていきます。
さぞかし山慣れしているかと思いきや、このコロナ禍から登山を始めてまだ3年目。しかも、他の山にはまだ行ったこともないとか。地元民、スゲーです。
この道のほうが景色がいいとか、ここはミツバツツジが咲くとか、あれがうちの孫が通う小学校とか、ためになる知識を教えてもらいながら(ホントか?)イナバ山への分岐点でお別れ。すんごく助かりました。
登り返すこと10分チョイで山頂に到着。
いなばやま・227m
ここも見晴らしヨシ、です。
ここで若いオネーサン3名とお話し。なんか今日はオネーチャン運いいなぁ・・・
3名のうちひとりは何回か来ているそうで、今日は孫茶臼も回ってきて、ルート付近にある「節子の滝」も見てきたそう。節子の滝は結構ハードらしい道のりのよう。
あまりダラダラとしゃべっているとオッサン本来のスケベさが出てしまうので、気持ちの良い引き際を演出し、シュタッと下ります。
山域内には小さい渡渉もいくつかアリ
平原からずいぶん遠くに来てしまいましたが、地図にある「小町の滝」を見に行くために一旦この山域の西側にある駐車場へと下り・・・
深篠池駐車場、というそうです
すぐ手前の登山道へ。
砂防ダムの脇を通ったりしながらしばらく進むと・・・ありました。
滝自体のショボさは否めませんが、周囲の雰囲気と相まっていい感じです。
このまま茶臼山へと続く尾根まで登り・・・
途中にはいくつもの弾薬庫跡
尾根から下る前、もう一度茶臼山に向かい、遅めの昼食。
山頂からの眺め。左手前が三ヶ根山、中央奥が五井山、でしょうか。
こちら西側。へいや!って感じ。
濃尾平野でしょうね
平原の滝までの道のりは、朝とは少し違うルートで下ってみると・・・
滝の頭上に出ました。
てことでこのまま駐車場方面へ一旦向かい・・・
茶臼岳で出会ったビーチサンダルのオネーサンに教えてもらった「無の里」というところへ行ってみます。
この建築物は岐阜県にあった徳山村(徳山ダム建設により廃村)のものを移築してきた民家で抹茶が頂ける休憩所として、3月から11月までオープン中。
その民家の隣に咲く薄墨桜は、岐阜県根尾村(現・本巣市)にある根尾谷の薄墨桜(国の天然記念物)を接ぎ木して植樹されたもの。
縁側に座って抹茶を一服。
美しい景色を見ながら頂く爽やかな抹茶。おかげで、スケベな心が浄化されていくような気がいたしました。(気がするだけ)
ちなみに、抹茶で有名な西尾市。
市内のいいところで飲むと500円ほどですが、ここでは150円でしたよ!
(ケチくささは浄化されません)
本日歩いたルート。
そして現地にあった無料地図。クリックすると大きいサイズが出ます。山行のお供にどうぞ。
<行程>
平原の滝P(9:09)→平原の滝(9:21)→
展望台(9:36)→茶臼山(10:00〜10:12)→
西茶臼山(10:32)→子茶臼山(10:56)→
イナバ山(11:22〜11:38)→深篠池P(11:53)→
小町の滝(12:03)→茶臼山(12:29〜12:40)→
平原の滝(12:55)→平原の滝P(13:06)→
無の里(13:10)
豊根村の茶臼山と分けるためなのか、西尾茶臼山とも言われています。
お初の山。山域には「西茶臼」や「子茶臼」もあり、全茶臼を踏破するつもりでやって来ました。
(一番下に地図を載せておきました)
朝9時、登山口のある「平原の滝」下の駐車場は既に満車。路駐もいっぱい。
ラッキーなことに、登山を終えた1台が駐車場を出たのでソコに停めて幸先良くスタート。滝方面へは少しの間舗装路を歩きます。
手前がトイレ。その奥は古民家風なカラオケ喫茶。こんな時間から昭和歌謡の歌声がガンガン音漏れしておりました。
カラオケ喫茶の辺りにある、滝に向かう入口にあるラフな周辺案内図。
キャンプ場としても使われている様子。夏場は蚊が多そうな感じです・・・
実はこの山域、ルートがアチコチに張り巡らされており、どこをどう歩いたらいいのか不安だらけですが、茶臼山山頂に山域の詳細地図が無料でおいてあるということなので、それまではGPSのみを頼りに進んでいきます。
案内板から7分ほど、石段を登り切ったところで「平原の滝」に到着。
小滝と大滝に別れており、大滝は7〜8m程のところからジャバジャバと降り注ぎ、小滝は竹の樋から落ちてくるシロモノ。観光地っぽい作りですが、嫌いじゃありません・・・
大滝、奥の建物は薬師堂
小滝。どちらも下山時に撮影
滝の先はいよいよ登山道。いつも通り、ゆる〜く登っていきます。
途中、ルートから少し外れたところに展望台があるということで、寄り道を。
おおっ、いい眺め。
右に中央アルプス、左に御嶽
三河湾
カラオケ喫茶前の案内図では立入禁止と記してあったものの、トラ柵などは外されていたので、あくまで自己責任でアリマス。
ルートに復帰、この季節特有の醤油ラーメンの匂いを嗅ぎつつ、時折ちょっとした岩場も乗り越えながら・・・
ヒサカキの森・・・
10時ジャスト、茶臼山に到着。
ちゃうすやま・291m
山頂標識の下にあるボックスにコースマップが入っていました。
しばらくすると若いオネーサンが到着。その足元を見るとなんと裸足にビーチサンダル。頑張れば登れない山でもないのか、と思ったものの・・・
聞くと、何でも裸足で走るランニングクラブのメンバーだそうで、本日はビーサンで楽をしてしまったとか。埼玉では裸足で走る大会もあるんだそう。(登山道も走るらしく)
たまたまですが、自分の職場近くの公園がクラブの練習拠点のようで、是非一緒に参加を!と誘われたものの、この年でそんな修行はしたくありません・・・
さて、地図を入手したのでこれで集会準備もOK。オネーサンともおしゃべりしたし、気持ちよく次の西茶臼山を目指してルートを進んでいくと・・・
視界がパーンと開けた場所へ。おおっ、いい眺め。
ルートミス中
もう少し空気が澄んでいたらよかったかも。
ルートミス中・・・
おお、ヤバイヤバイ。モシカシテ浮かれすぎていたのか・・・
正直、ルートは網の目のようなので分かりづらいことこの上なし。
地図とGPSとで居場所確認中
採石場を横目で見つつ・・・
2つめのピーク、西茶臼山。
にしちゃうすやま・264m
開けたところのちょっと下に休憩できるスペースがあります。
さらに進んで「西ノ沢乗越」というコル。ここを登り返して次のピーク、子茶臼岳へ。
ピーク手前、斜面側に展望が良さそうな広場があったので立ち寄ってみると・・・
「←望む 孫茶臼山」と書かれている標識が。孫もあるとは・・・
左に切れている山が孫茶臼。写真も雑
孫茶臼、行くのめんどくさそう。ってことで早くも本日の茶臼全踏破という目論見は挫折。
次のピークは「イナバ山」。広場にてしばらく地図を凝視してルート確認。すると今度は若くないオネーサン(失礼)がやって来たので話がてらルートを見てもらっていると「イナバ山だったら途中まで一緒に行ってあげるよ」って。ありがたくお供させて頂くことに。
まずは子茶臼の山頂へ。
こちゃうすだけ・230m
この標識の真後ろに、イナバ山に続くルートが延びていましたが、一人だと見落としそうなルート。
しばらくは結構激下りの道。しかしこのオネーサン、足元見るとフツーのスニーカーなのにヒョイヒョイと下っていきます。
さぞかし山慣れしているかと思いきや、このコロナ禍から登山を始めてまだ3年目。しかも、他の山にはまだ行ったこともないとか。地元民、スゲーです。
この道のほうが景色がいいとか、ここはミツバツツジが咲くとか、あれがうちの孫が通う小学校とか、ためになる知識を教えてもらいながら(ホントか?)イナバ山への分岐点でお別れ。すんごく助かりました。
登り返すこと10分チョイで山頂に到着。
いなばやま・227m
ここも見晴らしヨシ、です。
ここで若いオネーサン3名とお話し。なんか今日はオネーチャン運いいなぁ・・・
3名のうちひとりは何回か来ているそうで、今日は孫茶臼も回ってきて、ルート付近にある「節子の滝」も見てきたそう。節子の滝は結構ハードらしい道のりのよう。
あまりダラダラとしゃべっているとオッサン本来のスケベさが出てしまうので、気持ちの良い引き際を演出し、シュタッと下ります。
山域内には小さい渡渉もいくつかアリ
平原からずいぶん遠くに来てしまいましたが、地図にある「小町の滝」を見に行くために一旦この山域の西側にある駐車場へと下り・・・
深篠池駐車場、というそうです
すぐ手前の登山道へ。
砂防ダムの脇を通ったりしながらしばらく進むと・・・ありました。
滝自体のショボさは否めませんが、周囲の雰囲気と相まっていい感じです。
このまま茶臼山へと続く尾根まで登り・・・
途中にはいくつもの弾薬庫跡
尾根から下る前、もう一度茶臼山に向かい、遅めの昼食。
山頂からの眺め。左手前が三ヶ根山、中央奥が五井山、でしょうか。
こちら西側。へいや!って感じ。
濃尾平野でしょうね
平原の滝までの道のりは、朝とは少し違うルートで下ってみると・・・
滝の頭上に出ました。
てことでこのまま駐車場方面へ一旦向かい・・・
茶臼岳で出会ったビーチサンダルのオネーサンに教えてもらった「無の里」というところへ行ってみます。
この建築物は岐阜県にあった徳山村(徳山ダム建設により廃村)のものを移築してきた民家で抹茶が頂ける休憩所として、3月から11月までオープン中。
その民家の隣に咲く薄墨桜は、岐阜県根尾村(現・本巣市)にある根尾谷の薄墨桜(国の天然記念物)を接ぎ木して植樹されたもの。
縁側に座って抹茶を一服。
美しい景色を見ながら頂く爽やかな抹茶。おかげで、スケベな心が浄化されていくような気がいたしました。(気がするだけ)
ちなみに、抹茶で有名な西尾市。
市内のいいところで飲むと500円ほどですが、ここでは150円でしたよ!
(ケチくささは浄化されません)
本日歩いたルート。
そして現地にあった無料地図。クリックすると大きいサイズが出ます。山行のお供にどうぞ。
<行程>
平原の滝P(9:09)→平原の滝(9:21)→
展望台(9:36)→茶臼山(10:00〜10:12)→
西茶臼山(10:32)→子茶臼山(10:56)→
イナバ山(11:22〜11:38)→深篠池P(11:53)→
小町の滝(12:03)→茶臼山(12:29〜12:40)→
平原の滝(12:55)→平原の滝P(13:06)→
無の里(13:10)
宮路山と五井山へ(2024.9.23)
いつもの猿投山。(2024.9.16)
あいもかわらず猿投山。(2023.9.3)
猿投温泉から登る猿投山(2023.5.21)
パラシュートを見に深山へ、ついでに三国山(2023.4.8)
なんとなく、春日井三山。(2023.2.29)
いつもの猿投山。(2024.9.16)
あいもかわらず猿投山。(2023.9.3)
猿投温泉から登る猿投山(2023.5.21)
パラシュートを見に深山へ、ついでに三国山(2023.4.8)
なんとなく、春日井三山。(2023.2.29)