「山登り」ではなく「おのぼり」的なお話・・・。
たまには山と関係ない内容を・・・。
1月18日、金曜日。
有休をとって東京・上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」に出かけてきました。

今回は日本初、9点の作品(入れ替わりがあり、同時展示は最大8点)が一堂に会するという事で、「それは、このうえもなく優雅な事件。」とコピーにも謳われている通り、これはまさしく「事件」であったりします。
17日の夜、名古屋の栄を23時45分発の夜行バスでバスタ新宿へ。
因みに、その日の16時半のバスで帰宅の強行スケジュールで行ってきます。

片道なんと1700円! 今、こんなに安いんですねぇ。
上野到着、まずは昨年の大河ドラマでお世話になった西郷さんにご挨拶。

司馬遼太郎の「翔ぶが如く」。放送の前に読破しようと一昨年読み始めたものの途中で挫折・・・しかし大河ドラマを見終えた事もあり、相関図も少しは理解できるようになったので、もう一度トライしてみようかと、銅像を見て誓うのでありました。
さて、フェルメール展です・・・
開館の1時間ほど前は静かなものでしたが・・・

30分前には結構な行列。さすがフェルメール。

昨年の夏に購入したフェルメール関連の書籍から今回の展覧会までに作品を脳内に刷り込むという予習バッチリで臨んだのですが、そんな小手先の努力は無用なほどの本物の圧倒的な素晴らしさに脱帽・・・
また作品はフェルメールのみを集めた「フェルメール・ルーム」と名付けられたスペースに展示してあり、1点1点観終わった後、少し離れた場所から全作品を眺めると、その贅沢な空間に居ることに、鳥肌が立つようなゾワゾワした感覚を体験。
さらにデ・ホーホやメツーといった、フェルメールと同時代の画家たちの作品も展示されており、こちらも予備知識のおかげで楽しむことが出来ました。
ただ欲を言えば・・・
絵画の前に立ち入らないように進入禁止柵があるのですが、フェルメール以外の画家達はおよそ1m(未満?)に対し、フェルメールは1.5m以上が進入禁止となっており、小さいカンバスのものは詳細なタッチが感じられないこと、あと部屋を暗くしてライティングで絵画を照らしているのですが、角度によっては絵に反射してしまってよく見えないことが気になった事でした。

館内での写真は撮れませんので、あしからず・・・
久し振りの上野は人だらけで、金曜日なのに今日が土曜だか日曜だか分からなくなりそう。

まさにおのぼり状態で上野を後に。
で本日、もう一つのお楽しみ。
午前中に観覧を終えたその足で今度は皇居へ・・・一般参観に参加します。

こちらも去年の夏、皇室・皇居関係の本を読んで影響を受け、足を踏み入れたい場所のひとつでもありました。
皇居桔梗門の前に12時半までに並び、整理券をもらいます。

13時、入場。

持ち物検査を終え、だだっ広い「窓明館」という場所で説明を受けた後、13時40分、いよいよ参観スタートです。

早速、石垣に島津藩の家紋。(中央あたり)

江戸城、天守閣の役目を果たした「富士見櫓」も。

雑な(?)野面積みの石垣は加藤清正の普請。雑ですが関東大震災でも崩れなかったと言う強度を誇っているというのは清正らしいと思わず納得。
参観は日本語ツアー(一般)と(団体)、英語ツアー、中国語(北京語?)ツアーの4つの団体に分かれて進みます。
ワタクシは当然日本語の一般ツアーですが、この人数の多いこと・・・ガイド1人に対して優に100人を超える参観者がゾロゾロとついて歩きます。

江戸城趾もいいのですが、見たいのは皇居をもうちょっと感じるものを・・・と歩いていると、ようやく見えてきたのが「宮内庁庁舎」。


立っているのは宮内庁のガイドの方。
昭和10年に完成、昭和27年から44年まで3階を仮宮殿として使用されていたそう。庁舎は皇居に入らずとも、坂下門からも見ることが出来ます。
庁舎南の坂を上がれば、宮殿の東庭(とうてい)。天皇誕生日、新年の一般参賀はここで行われます。


バルコニーは意外と低め。最前列に近い場所なら、かなり身近に感じそう。
その後、正門鉄橋(二重橋)や伏見櫓、宮殿北車寄・・・



さらに山下通り(モチロン皇居内にある名前)を経て、窓明館前まで戻り解散。
所要時間はおよそ1時間45分(コース上は1時間10分弱)、まあ当たり前ですが皇居内といっても浅い場所だけを回った感じで、奥の方など全く立ち入ることが出来ないのはちょっと残念な気もしてしまうのはワタクシだけでしょうか・・・
その後高速バスで22時半名古屋に帰宅。
慌ただしさはあったのですが、フェルメールも皇居もここ最近の個人的な盛り上がりを満足させてくれるには十二分・・・
とまではいきませんが、ある程度納得できた日帰り旅行でした。
特に皇居・・・若かりし頃は皇居参観なんてさほど興味もなかったくせに、ずいぶん歳を取ったんじゃないの? と嫁にバカにされましたが・・・
たしかに、納得の一言。ホント不思議なもんですね。
1月18日、金曜日。
有休をとって東京・上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」に出かけてきました。

今回は日本初、9点の作品(入れ替わりがあり、同時展示は最大8点)が一堂に会するという事で、「それは、このうえもなく優雅な事件。」とコピーにも謳われている通り、これはまさしく「事件」であったりします。
17日の夜、名古屋の栄を23時45分発の夜行バスでバスタ新宿へ。
因みに、その日の16時半のバスで帰宅の強行スケジュールで行ってきます。

片道なんと1700円! 今、こんなに安いんですねぇ。
上野到着、まずは昨年の大河ドラマでお世話になった西郷さんにご挨拶。

司馬遼太郎の「翔ぶが如く」。放送の前に読破しようと一昨年読み始めたものの途中で挫折・・・しかし大河ドラマを見終えた事もあり、相関図も少しは理解できるようになったので、もう一度トライしてみようかと、銅像を見て誓うのでありました。
さて、フェルメール展です・・・
開館の1時間ほど前は静かなものでしたが・・・

30分前には結構な行列。さすがフェルメール。

昨年の夏に購入したフェルメール関連の書籍から今回の展覧会までに作品を脳内に刷り込むという予習バッチリで臨んだのですが、そんな小手先の努力は無用なほどの本物の圧倒的な素晴らしさに脱帽・・・
また作品はフェルメールのみを集めた「フェルメール・ルーム」と名付けられたスペースに展示してあり、1点1点観終わった後、少し離れた場所から全作品を眺めると、その贅沢な空間に居ることに、鳥肌が立つようなゾワゾワした感覚を体験。
さらにデ・ホーホやメツーといった、フェルメールと同時代の画家たちの作品も展示されており、こちらも予備知識のおかげで楽しむことが出来ました。
ただ欲を言えば・・・
絵画の前に立ち入らないように進入禁止柵があるのですが、フェルメール以外の画家達はおよそ1m(未満?)に対し、フェルメールは1.5m以上が進入禁止となっており、小さいカンバスのものは詳細なタッチが感じられないこと、あと部屋を暗くしてライティングで絵画を照らしているのですが、角度によっては絵に反射してしまってよく見えないことが気になった事でした。

館内での写真は撮れませんので、あしからず・・・
久し振りの上野は人だらけで、金曜日なのに今日が土曜だか日曜だか分からなくなりそう。

まさにおのぼり状態で上野を後に。
で本日、もう一つのお楽しみ。
午前中に観覧を終えたその足で今度は皇居へ・・・一般参観に参加します。

こちらも去年の夏、皇室・皇居関係の本を読んで影響を受け、足を踏み入れたい場所のひとつでもありました。
皇居桔梗門の前に12時半までに並び、整理券をもらいます。

13時、入場。

持ち物検査を終え、だだっ広い「窓明館」という場所で説明を受けた後、13時40分、いよいよ参観スタートです。

早速、石垣に島津藩の家紋。(中央あたり)

江戸城、天守閣の役目を果たした「富士見櫓」も。

雑な(?)野面積みの石垣は加藤清正の普請。雑ですが関東大震災でも崩れなかったと言う強度を誇っているというのは清正らしいと思わず納得。
参観は日本語ツアー(一般)と(団体)、英語ツアー、中国語(北京語?)ツアーの4つの団体に分かれて進みます。
ワタクシは当然日本語の一般ツアーですが、この人数の多いこと・・・ガイド1人に対して優に100人を超える参観者がゾロゾロとついて歩きます。

江戸城趾もいいのですが、見たいのは皇居をもうちょっと感じるものを・・・と歩いていると、ようやく見えてきたのが「宮内庁庁舎」。


立っているのは宮内庁のガイドの方。
昭和10年に完成、昭和27年から44年まで3階を仮宮殿として使用されていたそう。庁舎は皇居に入らずとも、坂下門からも見ることが出来ます。
庁舎南の坂を上がれば、宮殿の東庭(とうてい)。天皇誕生日、新年の一般参賀はここで行われます。


バルコニーは意外と低め。最前列に近い場所なら、かなり身近に感じそう。
その後、正門鉄橋(二重橋)や伏見櫓、宮殿北車寄・・・



さらに山下通り(モチロン皇居内にある名前)を経て、窓明館前まで戻り解散。
所要時間はおよそ1時間45分(コース上は1時間10分弱)、まあ当たり前ですが皇居内といっても浅い場所だけを回った感じで、奥の方など全く立ち入ることが出来ないのはちょっと残念な気もしてしまうのはワタクシだけでしょうか・・・
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たしかに、納得の一言。ホント不思議なもんですね。
今さらコロナ感染、ホテル療養してきました。
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