藤原岳、孫太尾根より(2020.10.25)
久しぶりの山行、藤原岳へ。
今回は人気の大貝戸登山道ではなく、ちょっと南にある孫太尾根より、丸山・多志田山を経由して山頂へ向かいました。
予定では往復7時間とちょっと長丁場。出来るだけ早く向かうつもりが・・・
登山口のあるいなべ市の新町墓地に着いたのはすでに9時すぎ。

相変わらずダラッとしたノリで出発。
「南部第2配水池」という施設横が登山口。

過ぎればすぐに森の中。


標識も多め。



しかも、どれも綺麗。
マイナーなルートと思いきや、ちゃんと手入れが行きとどいています。

と言っても、途中からどんどんと登りはきつく・・・

真横には銚子岳・・・でしょうか。

ハアハア・・・

ナンテ。
ものすごくたくさん、登山道の周辺で一番気持ち良く咲き誇っていたのは・・・
ト・リ・カ・ブ・ト !

オ・ソ・ロ・シ・ヤ・・・デス。
こんな可憐な花もございます。

アケボノソウ! 感動のご対面!(ちょっと探しました・・・)
ナギナタコウジュ。これは・・・帰ってから調べました。

そんなこんなを見ながら、真新しく整備された登山道を登っていると・・・


丸山の山頂で何やら・・・

有志の方々がちょうど山頂標識を立てている最中。珍しい場面に出くわしました。

聞くと、整備しながら上がって来ているようで・・・
綺麗な登山道、納得しました。
本当はマイナーなルートだったもののこのルートは貴重な花が多く、ネットで拡散されて登山者が増えたため、踏み荒らされないために整備しているそう。
アケボノソウを見つけて喜んでいる自分にとってはちょっとドキッとしましたが・・・
ともあれ、整備されている皆さまにはアリガタヤ、デス。
さらに先へ。

途中ルートミスを起こし、きわどい崩壊斜面の脇を歩くなどの凡ミスを冒しつつも、修正しながら歩いていると・・・
木々の間からこんな眺めが。

石灰石の採掘。
いつも登山に向かう途中、遠目から見えるんですが・・・いったいどこまで削るんでしょうか。
なんて考えつつ、気がつけば「草木」という834mのピーク。

丸山と多志田山のちょうど中間辺り。展望は木々に遮られているものの、風が抜けて結構な寒さ。
藤原岳が見えてきたものの、まだまだ遠く・・・

ググッと下った辺りから、チラホラと紅葉が。

ググッと登り返して多志田山。ここまでグッタリですが、ドンドン行きます。

いよいよ・・・ていうか、ようやく近づいてまいりました。

途中の分岐点。治田峠方面へ行くと銚子岳、静ヶ岳、そして竜ヶ岳へと縦走できます。

踏み跡に従い進み続けて、急峻な岩場の登りに突入。


振り返ると今までの道程が一望。

歩いてきた側も削られていたんですね・・・
山頂直下にあった標識。番号が不明・・・

最後の踏ん張りで山頂エリア。

ここで休憩する人もチラホラ。

ここからは5分程で・・・
山頂(展望丘)到着。

時刻は12時チョイ前。予想よりもチョイ早く登頂できて、チョイ満足。
景色なんぞもチョイ載せ。


周辺の山々を眺めた後は先程のチラホラエリアまで戻って軽めの昼食をとり下山。
山頂直下にあった番号不明の標識からは、樹林帯から下れるルートが延びていたのでそちらから下山するものの・・・



急な下りに足元がてんこ盛りの落葉で滑る滑る・・・
登りよりも恐ろしく、めちゃくちゃ時間を掛けながら慎重に、治田峠分岐標識まで何とか到着。
どっと疲れましたが・・・
このあとは多志田山経由でフツーにピストン。
(「草木」へは登り返さず、迂回っぽいルートを直進しました)
で、ダラダラ歩いていると・・・
午前中に出会った有志の方々。道中でまだまだ作業中。

すると、
「今ちょうどトラバース道を作ったところだから、そっちから下ってみる? 一番乗りだよ!」
作ったばっかりと聞くと不安はあるものの、折角なので歩かせてもらうことに。
「途中ロープがあるから、絶対使うように」と言われてどんなところかと進んでみると・・・

ん?
ああ・・・朝、間違えてルートミスで歩いた場所じゃん!
つまりルートミスで歩いた場所はトラバース道だったようで・・・どおりで踏み跡がしっかりあったワケです。

トラバース道の始まり。午前中にはなかった標識が立っておりました。
しかし、こうやってあちこちで一日中作業されてると思うと頭が上がりません。本当にお疲れ様でございます。
そんなことを思いながら丸山山頂でボケッと小休止・・・

秋の日はつるべ落とし・・・
15時、予定より1時間早く下山。久しぶりに気持ちの良い山歩きが出来ました。

ルート上はテープ等で目印はしっかりしているものの、多志田山から藤原岳付近は踏み跡が一部不明瞭になるので、目印を見落とさずにしっかりと確認して歩いてください。
<行程>
新町墓地登山口(9:06)→丸山(10:09)→
草木(10:48)→多志田山(10:22)→
藤原岳山頂(展望丘)周辺(11:51〜12:22)→
多志田山(13:07)→丸山(14:09)→
登山口(15:00)
今回は人気の大貝戸登山道ではなく、ちょっと南にある孫太尾根より、丸山・多志田山を経由して山頂へ向かいました。
予定では往復7時間とちょっと長丁場。出来るだけ早く向かうつもりが・・・
登山口のあるいなべ市の新町墓地に着いたのはすでに9時すぎ。

相変わらずダラッとしたノリで出発。
「南部第2配水池」という施設横が登山口。

過ぎればすぐに森の中。


標識も多め。



しかも、どれも綺麗。
マイナーなルートと思いきや、ちゃんと手入れが行きとどいています。

と言っても、途中からどんどんと登りはきつく・・・

真横には銚子岳・・・でしょうか。

ハアハア・・・

ナンテ。
ものすごくたくさん、登山道の周辺で一番気持ち良く咲き誇っていたのは・・・
ト・リ・カ・ブ・ト !

オ・ソ・ロ・シ・ヤ・・・デス。
こんな可憐な花もございます。

アケボノソウ! 感動のご対面!(ちょっと探しました・・・)
ナギナタコウジュ。これは・・・帰ってから調べました。

そんなこんなを見ながら、真新しく整備された登山道を登っていると・・・


丸山の山頂で何やら・・・

有志の方々がちょうど山頂標識を立てている最中。珍しい場面に出くわしました。

聞くと、整備しながら上がって来ているようで・・・
綺麗な登山道、納得しました。
本当はマイナーなルートだったもののこのルートは貴重な花が多く、ネットで拡散されて登山者が増えたため、踏み荒らされないために整備しているそう。
アケボノソウを見つけて喜んでいる自分にとってはちょっとドキッとしましたが・・・
ともあれ、整備されている皆さまにはアリガタヤ、デス。
さらに先へ。

途中ルートミスを起こし、きわどい崩壊斜面の脇を歩くなどの凡ミスを冒しつつも、修正しながら歩いていると・・・
木々の間からこんな眺めが。

石灰石の採掘。
いつも登山に向かう途中、遠目から見えるんですが・・・いったいどこまで削るんでしょうか。
なんて考えつつ、気がつけば「草木」という834mのピーク。

丸山と多志田山のちょうど中間辺り。展望は木々に遮られているものの、風が抜けて結構な寒さ。
藤原岳が見えてきたものの、まだまだ遠く・・・

ググッと下った辺りから、チラホラと紅葉が。

ググッと登り返して多志田山。ここまでグッタリですが、ドンドン行きます。

いよいよ・・・ていうか、ようやく近づいてまいりました。

途中の分岐点。治田峠方面へ行くと銚子岳、静ヶ岳、そして竜ヶ岳へと縦走できます。

踏み跡に従い進み続けて、急峻な岩場の登りに突入。


振り返ると今までの道程が一望。

歩いてきた側も削られていたんですね・・・
山頂直下にあった標識。番号が不明・・・

最後の踏ん張りで山頂エリア。

ここで休憩する人もチラホラ。

ここからは5分程で・・・
山頂(展望丘)到着。

時刻は12時チョイ前。予想よりもチョイ早く登頂できて、チョイ満足。
景色なんぞもチョイ載せ。


周辺の山々を眺めた後は先程のチラホラエリアまで戻って軽めの昼食をとり下山。
山頂直下にあった番号不明の標識からは、樹林帯から下れるルートが延びていたのでそちらから下山するものの・・・



急な下りに足元がてんこ盛りの落葉で滑る滑る・・・
登りよりも恐ろしく、めちゃくちゃ時間を掛けながら慎重に、治田峠分岐標識まで何とか到着。
どっと疲れましたが・・・
このあとは多志田山経由でフツーにピストン。
(「草木」へは登り返さず、迂回っぽいルートを直進しました)
で、ダラダラ歩いていると・・・
午前中に出会った有志の方々。道中でまだまだ作業中。

すると、
「今ちょうどトラバース道を作ったところだから、そっちから下ってみる? 一番乗りだよ!」
作ったばっかりと聞くと不安はあるものの、折角なので歩かせてもらうことに。
「途中ロープがあるから、絶対使うように」と言われてどんなところかと進んでみると・・・

ん?
ああ・・・朝、間違えてルートミスで歩いた場所じゃん!
つまりルートミスで歩いた場所はトラバース道だったようで・・・どおりで踏み跡がしっかりあったワケです。

トラバース道の始まり。午前中にはなかった標識が立っておりました。
しかし、こうやってあちこちで一日中作業されてると思うと頭が上がりません。本当にお疲れ様でございます。
そんなことを思いながら丸山山頂でボケッと小休止・・・

秋の日はつるべ落とし・・・
15時、予定より1時間早く下山。久しぶりに気持ちの良い山歩きが出来ました。

ルート上はテープ等で目印はしっかりしているものの、多志田山から藤原岳付近は踏み跡が一部不明瞭になるので、目印を見落とさずにしっかりと確認して歩いてください。
<行程>
新町墓地登山口(9:06)→丸山(10:09)→
草木(10:48)→多志田山(10:22)→
藤原岳山頂(展望丘)周辺(11:51〜12:22)→
多志田山(13:07)→丸山(14:09)→
登山口(15:00)
13年ぶりの鎌ヶ岳(2025.4.19)&、GWの猿投山(2025.4.27)
快晴の藤原岳へ(2025.1.26)
釈迦ヶ岳、中尾根登山口より周回(2024.11.04)
春の霊仙・モチのロンでフクジュソウ(2023.3.19)
またまた鈴鹿10座・滋賀の銚子ヶ口へ(2022.11.19)
鈴鹿10座・滋賀の天狗堂とサンヤリを歩く(2022.10.30)
快晴の藤原岳へ(2025.1.26)
釈迦ヶ岳、中尾根登山口より周回(2024.11.04)
春の霊仙・モチのロンでフクジュソウ(2023.3.19)
またまた鈴鹿10座・滋賀の銚子ヶ口へ(2022.11.19)
鈴鹿10座・滋賀の天狗堂とサンヤリを歩く(2022.10.30)