曽良山、鶴岡山、西山を登る(2020.7.24)
梅雨空の合間を縫って登ってきました。
3つの山を縦走したっぽいタイトルですが・・・
ネタをばらせば、岐阜県土岐市の曽木町からは「曽良山(そらやま)」、鶴里町からは「鶴岡山(つるおかさん)」、そして愛知県豊田市からは「西山」と、3つの名前を持つ712m程の小さな山です。
スタートは曽木町にある「曽木公園」、なので今回は曽良山という呼び名をメインにいたします。
自宅から1時間半の8時20分に駐車場到着。今日は午後から雨が降る予報なので早めの行動、最近の自分にしては上出来の時間。

公園駐車場の前の道は国道363号、向こう側には「バーデンパークSOGI」。温泉施設で、むか〜し入ったことがあります。

駐車場から公園内を歩き公園の外へ。曽良山の標識に従い8時半に出発。

道々にはカラフルな標識や歴史を物語る案内板が数多く、地元の気合い度ビンビン。

「中馬街道」というのは江戸時代初期に三河湾で取れた塩を信州に運ぶために出来た街道です。
ここを左に曲がり・・・

(撮り損ねましたが、この写真の右側に朽ちたアメ車があります)
標識通りに歩くとこの標識に到着。①となっているのでここが登山口といわれております。

舗装路はここで終わり。そのまままっすぐ進み・・・

車が通れるほどの林道から、目印の標識から左の登山道へ。

そこそこの斜度の登りも、ところどころ手すりがあったりと結構快適。

ワシワシと登り、⑦の標識にて水分補給とブラックサンダー補給を完了。

特に見どころのない登山道ですが、この派手な看板が道々を彩ります・・・
ここから先は比較的緩やかな斜度を詰めて・・・
頂上手前の広場へ。ここから見て左方面は山頂。

右側は「細野城址」方面。今回下りで使います。

1分程登れば、そこは山頂でございました。・・・

山頂はデカデカと「曽良山登山」や「鶴岡山登山」の表記。

それに比べて「西山」は・・・

ちっちゃ。
土岐市の方に「おめえ、西山なんて名付けてんじゃねえよ!」
なんか、そう言われている感じ、
がそもそも・・・

同じ土岐市なのに登るコースで山の名前を分けてるなんて、地区同士の仲が悪いとしか思えませんが・・・
標識の横には何かの鐘が。

2つの地区が仲良くなりますように・・・と鐘を鳴らしておきました。(大きなお世話ですが)
ちなみに、見晴らしはありません。

今度は先程の分岐点から、細野城址を目指します。
道の途中、横たわる双子岩。見どころなし。

再び分岐点。右に下れば城址ですが、師岩を見に行きます。

しばらく下ったところにある師岩は、かなり広く平らな岩でした。

弘法大師(空海)の足跡が7ヶ所あるという、弘法大師伝説がここにもあります。
それよりも感動したのは、師岩の近くにあった「石切場跡」。
これはスゴイ!

石には亀裂の入る目があり、それに沿った線を引いてノミやらクサビやらを入れると、ある瞬間にキレイに割れるということを、以前石切職人に触れた小説で読んだことがあります。
その行程の跡がしっかり残っていて、どうやって石を切り出したのか一目瞭然。いいものを見せていただきました。
分岐に戻った後、山の中腹にある細野城址に到着。

周辺には曲輪や土塁、堀切など、実際に様々な標識があり、城の規模が分かりやすくなっています。
説明書きには『細野城は小牧長久手の合戦、もしくは関ヶ原の合戦時に築城されたと言われ、合戦時の臨時的な城だった』的な事が書かれてありました。
曲輪からの見晴らし。なかなかイイ感じですが・・・

虎口(玄関)を降り、先程の曲輪の下辺りが本日一番の景色。まだ10時前ですがここで昼食を。

昼食を終え、5分程下ると舗装路が・・・下山しちゃいました。

細野城址から下って現在地。ここから白鳥神社方面に向かいます。

が、ここは道標に逆らい、左へ。

で、ここは右。この辺りやたら「正福寺」の標識。

正福寺に寄りませんが、今の場所より数メートル歩いたところに「武者塚」と書かれた朽ちかけた標識があるので、ここはちょっとお立ち寄り。

少し奥まった静かな場所にあった武者塚。
関ヶ原合戦に関係した細野の「唐沢合戦」で亡くなった武士を葬った墓らしいのですが・・・
その後ろには作業場? それともコテージ?

ずいぶんと使われてはないようですが、よくこんな場所に建てる気になったなぁと・・・
ゼッタイなんか出そうです・・・
その後、生活道路を抜け、一旦国道363号に出て・・・

対面に渡ったところに白鳥神社。右側の道が中馬街道、この道をゆきます。

しばらく歩くと未舗装路。道幅の広さと言い、江戸時代の街道を感じさせてくれます。

暗い夜道、追いはぎとか出たんだろーか、なんて思いに深けながらのんきに歩き続け・・・
また363号線に。

中馬街道は右の細い道。

曽良山の全貌、でしょうか。ピークがどこだか分かりませんが・・・

延々と進むうち・・・
朝、登山口に向かうときに見たアメ車が登場。いい目印になってくれてます。

駐車場には11時チョイ過ぎに到着。雨が降る前に戻って来ました。


本日は珍しく疲れることもなく終了。
距離が短いこともありましたが、もしかしてここ最近のチャリ旅のおかげでしょうか。
<行程>
曽木公園P(8:28)→曽良山登山口(8:36)
→山頂(9:20)→師岩・石切場跡(9:37)→
細野城址(9:50〜10:04)→武者塚(10:16)
→白鳥神社前(10:32)→曽木公園P(11:08)
3つの山を縦走したっぽいタイトルですが・・・
ネタをばらせば、岐阜県土岐市の曽木町からは「曽良山(そらやま)」、鶴里町からは「鶴岡山(つるおかさん)」、そして愛知県豊田市からは「西山」と、3つの名前を持つ712m程の小さな山です。
スタートは曽木町にある「曽木公園」、なので今回は曽良山という呼び名をメインにいたします。
自宅から1時間半の8時20分に駐車場到着。今日は午後から雨が降る予報なので早めの行動、最近の自分にしては上出来の時間。
公園駐車場の前の道は国道363号、向こう側には「バーデンパークSOGI」。温泉施設で、むか〜し入ったことがあります。
駐車場から公園内を歩き公園の外へ。曽良山の標識に従い8時半に出発。
道々にはカラフルな標識や歴史を物語る案内板が数多く、地元の気合い度ビンビン。
「中馬街道」というのは江戸時代初期に三河湾で取れた塩を信州に運ぶために出来た街道です。
ここを左に曲がり・・・
(撮り損ねましたが、この写真の右側に朽ちたアメ車があります)
標識通りに歩くとこの標識に到着。①となっているのでここが登山口といわれております。
舗装路はここで終わり。そのまままっすぐ進み・・・
車が通れるほどの林道から、目印の標識から左の登山道へ。
そこそこの斜度の登りも、ところどころ手すりがあったりと結構快適。
ワシワシと登り、⑦の標識にて水分補給とブラックサンダー補給を完了。
特に見どころのない登山道ですが、この派手な看板が道々を彩ります・・・
ここから先は比較的緩やかな斜度を詰めて・・・
頂上手前の広場へ。ここから見て左方面は山頂。
右側は「細野城址」方面。今回下りで使います。
1分程登れば、そこは山頂でございました。・・・
山頂はデカデカと「曽良山登山」や「鶴岡山登山」の表記。
それに比べて「西山」は・・・
ちっちゃ。
土岐市の方に「おめえ、西山なんて名付けてんじゃねえよ!」
なんか、そう言われている感じ、
がそもそも・・・
同じ土岐市なのに登るコースで山の名前を分けてるなんて、地区同士の仲が悪いとしか思えませんが・・・
標識の横には何かの鐘が。
2つの地区が仲良くなりますように・・・と鐘を鳴らしておきました。(大きなお世話ですが)
ちなみに、見晴らしはありません。
今度は先程の分岐点から、細野城址を目指します。
道の途中、横たわる双子岩。見どころなし。
再び分岐点。右に下れば城址ですが、師岩を見に行きます。
しばらく下ったところにある師岩は、かなり広く平らな岩でした。
弘法大師(空海)の足跡が7ヶ所あるという、弘法大師伝説がここにもあります。
それよりも感動したのは、師岩の近くにあった「石切場跡」。
これはスゴイ!
石には亀裂の入る目があり、それに沿った線を引いてノミやらクサビやらを入れると、ある瞬間にキレイに割れるということを、以前石切職人に触れた小説で読んだことがあります。
その行程の跡がしっかり残っていて、どうやって石を切り出したのか一目瞭然。いいものを見せていただきました。
分岐に戻った後、山の中腹にある細野城址に到着。
周辺には曲輪や土塁、堀切など、実際に様々な標識があり、城の規模が分かりやすくなっています。
説明書きには『細野城は小牧長久手の合戦、もしくは関ヶ原の合戦時に築城されたと言われ、合戦時の臨時的な城だった』的な事が書かれてありました。
曲輪からの見晴らし。なかなかイイ感じですが・・・
虎口(玄関)を降り、先程の曲輪の下辺りが本日一番の景色。まだ10時前ですがここで昼食を。
昼食を終え、5分程下ると舗装路が・・・下山しちゃいました。
細野城址から下って現在地。ここから白鳥神社方面に向かいます。
が、ここは道標に逆らい、左へ。
で、ここは右。この辺りやたら「正福寺」の標識。
正福寺に寄りませんが、今の場所より数メートル歩いたところに「武者塚」と書かれた朽ちかけた標識があるので、ここはちょっとお立ち寄り。
少し奥まった静かな場所にあった武者塚。
関ヶ原合戦に関係した細野の「唐沢合戦」で亡くなった武士を葬った墓らしいのですが・・・
その後ろには作業場? それともコテージ?
ずいぶんと使われてはないようですが、よくこんな場所に建てる気になったなぁと・・・
ゼッタイなんか出そうです・・・
その後、生活道路を抜け、一旦国道363号に出て・・・
対面に渡ったところに白鳥神社。右側の道が中馬街道、この道をゆきます。
しばらく歩くと未舗装路。道幅の広さと言い、江戸時代の街道を感じさせてくれます。
暗い夜道、追いはぎとか出たんだろーか、なんて思いに深けながらのんきに歩き続け・・・
また363号線に。
中馬街道は右の細い道。
曽良山の全貌、でしょうか。ピークがどこだか分かりませんが・・・
延々と進むうち・・・
朝、登山口に向かうときに見たアメ車が登場。いい目印になってくれてます。
駐車場には11時チョイ過ぎに到着。雨が降る前に戻って来ました。
本日は珍しく疲れることもなく終了。
距離が短いこともありましたが、もしかしてここ最近のチャリ旅のおかげでしょうか。
<行程>
曽木公園P(8:28)→曽良山登山口(8:36)
→山頂(9:20)→師岩・石切場跡(9:37)→
細野城址(9:50〜10:04)→武者塚(10:16)
→白鳥神社前(10:32)→曽木公園P(11:08)
13年ぶりの鎌ヶ岳(2025.4.19)&、GWの猿投山(2025.4.27)
MAMMUT Sertig II Mid GTX 購入 & 猿投山。
体力測定的な本日の猿投山(2024.11.24)
宮路山と五井山へ(2024.9.23)
いつもの猿投山。(2024.9.16)
あいもかわらず猿投山。(2023.9.3)
MAMMUT Sertig II Mid GTX 購入 & 猿投山。
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宮路山と五井山へ(2024.9.23)
いつもの猿投山。(2024.9.16)
あいもかわらず猿投山。(2023.9.3)