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グルグルと、山の頂きへ

里山から高山まで、茫々たる山並みを求めてグルグル彷徨い歩いています。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

   

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

今回も諸々の事情ゆえ、近場の里山に今回も出没。


向かったのは東三河の雨生山(うぶさん)。隣のピーク、金山(かなやま)も絡めた周回ルート。

前回登った本宮山にもほど近い山。朝9時半頃、現地着。

車は「林道滝堂線」の入口看板がある駐車スペースに駐めます。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


振り返ると手前に吉祥山(きちじょうさん)、奥に本宮山が見えます。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


9時45分スタート、鎖で閉鎖された滝堂林道を道なりに15分程歩くと、雨生山の登山口となる標識と出会うので、ここから上がります。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


少し上がっただけでも見晴らし良好。雨生山山頂までは全体的に樹木が低いのが特徴。



が・・・

しばらく歩いていると、風もないのに「ザザー」っと草を引きずる音が。

周辺を見渡すと、それほど遠くない山腹を、巨大なイノシシ2頭が移動中。

一気に緊張し、姿が消えるまでしばらくその場で・・・凝固。


熊が冬眠中の季節であっても、いつも鳴らしている熊鈴。

もしかしたら近くにいたものの、この熊鈴に反応して逃げたのでは・・・と後で推測。

ソロハイカーは特に、季節に関係なく鳴らした方が無難なようです。

(以前の冬、猟友会の方たちにも有り難がられた経緯もあります)


しばらくは緊張しつつも、登り切ると稜線の分岐点に到着。ここからはなだらかな稜線となり、まずは雨生山方面へ向かいます。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


ここから山頂までは10分程。途中にピークがあり、そこからの眺めはかなりいい感じ。

やはり、中央の本宮山と左端の吉祥山に目がいってしまいます。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


進行方向に雨生山。ここから見ると、意外と端整でなかなか格好のいい山容だったりします。左奥は坊ヶ峰でしょーか。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


10時半、雨生山(313m)登頂。途中のピークからはユルい登り返しのみでアッという間でした。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


浜名湖方面が開けているも全体的に見晴らしは良くなく・・・それでも日が差していて明るい山頂ではあります。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


山頂の木に、有志の方の手作り案内板「雨生山の成り立ち」が貼り付けてありました。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


大昔に火山弾が雨のように降って生まれた山・・・で雨生山。恐ろしいネーミング。

確かに、足元の石はマグマが冷えてできた岩のよう。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


お次は金山。

先程の稜線の分岐点まで戻り、写真の、左端のピークまで縦走路します。写真では見づらいのですが反射板が見えており、そこがピークです。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


途中、ケルンのある広場を経由。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


稜線上には時折こんな開けた場所があり、低山の割に明るい山歩きが楽しめます。夏場はたまらなく暑いのでしょうーが。


広場から先程までいた雨生山(中央)。15分しか歩いていないのに、ずいぶん遠くへ来たかと錯覚を起こすような小ささ。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


見晴しがいいのもここまで。金山までは展望の利かない樹林帯を縦走。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

展望はないものの、陽が差し込み明るい登山道。アップダウンもあまりなく歩きやすい稜線。


11時20分、金山(423m)に到着。気がつくと金山、という感じ。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


道脇には雨生山から確認できた巨大な反射板が。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


特に見るものもないので即下山開始。そのまま進み「瓶割峠」の標識を目印に左に折れ、後は下るのみ。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


林道が見えたら登山道も終了。あとは砂利混じりのアスファルトを25分程歩き、12時ちょい前、駐車場に到着。


ところで、駐車スペースの隣りにはこんな立て看板が。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


「マツムシソウ」の新変種、「ミカワマツムシソウ」がここで発見されたらしく、案外すごい場所なようでした。



さて・・・

何となく物足りないので、先程から見えていた吉祥山に向かい、そこで昼食を取ることに。

15分程で駐車場に到着。トイレや休憩所もあり、小さい山なのに登山者にとっては至れり尽くせりです。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


登山道はA・B・Cコースとありますが、吉祥山初心者なので今回は手持ちのガイド通りAコースを登り、Cコースから下ることに。

12時20分スタート。駐車場すぐ近くにある登山口がAコース。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


道幅が広く標識もしっかり整備されており、歩きやすい登山道。

途中の山腹にかなり巨大な案内板があり、この山の由来まで記載されておりました。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


コース以外にも、あちこちに散策路が張り巡らされている様子。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


登りはじめて35分、あっという間に吉祥山(382m)に登頂。ソコソコの人数で賑わっており、人気の山なのだと改めて知りました。

(ちなみに先程までいた雨生山・金山では、3人組のパーティー1組にしか出会いませんでした)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


展望図を見ながらの山座同定もドンヨリの空模様で、南アは見られずじまい。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


新城側。中央に鳳来寺山、左が宇連山、右が三ツ瀬明神山。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


手前中央の霞んだ山は、先程までいた雨生山・金山。ここからだと、ひとつの山塊にしか見えません。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


天気が天気なのであまり時間を掛けずに食事をすまし、Cコース(昆虫の森方面)から下山開始。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


木階段を降りたところにこの標識。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


標識の右側に「吉祥天女」を祀った祠がありました。

幸運の女神、吉祥天女。しっかりと手を合わせて「儲かりますように」と下品な願い事をしてみます。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


下り切ると一旦舗装路に出ますが、途中の標識に従い遊歩道にイン。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


腐りかかった丸太橋を渡り、遊歩道右手の溜め池を見ながら進むと再び舗装路に出ます。

あとは工業団地沿いを坦々と歩き・・・

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


13時55分、駐車場に到着。天候も、途中ポツっと雨を感じたものの、何とか持ってくれました。

またまた三河の里山・・・雨生山・金山・吉祥山(2017.01.22)


里山も1日2座登ればなかなか楽しいのですが・・・


あぁ・・・高い山に登りたい・・・


<雨生山 金山・行程>
 林道滝堂線入口P→雨生山登山口→稜線分岐→雨生山→稜線分岐→
 金山→林道滝堂線出合→林道滝堂線入口P

<吉祥山・行程>
 ふれあいの森P→Aコース登山口(Aコースより登山)→案内板→吉祥山→
 (Cコースより下山)→吉祥天女祠→作業小屋(東屋)→砂防堤防→
 工業団地→ふれあいの森P




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