三ツ瀬明神山・三ツ瀬口コースより (2016.12.10)
ハイキングだけではなく、三河のチョットしたクライミングスポットとしても有名な三ツ瀬明神山は、奥三河の山々を登ると必ずと言っていいほど目に入ってくるランドマーク的な存在感もあり、過去2回登っただけですが、好きな山の一つでもあります。
登山口は乳岩(ちいわ)、三ツ瀬、柿野、栃ノ木沢と4つ程あり、実は一番メジャーなコース「乳岩口」からしか入ったことが無かったので、今回は三ツ瀬口から山頂を目指します。
自宅から3時間ほど車を走らせ、登山口近くに到着したのは10時ちょっと前。
簡易トイレの近く、先行者の脇に車を停める。スペース的に詰めればギリギリ5台程止められそう。
駐車場所から歩いて6分程で登山口標識に着く。ここから入山開始。
鬱蒼と茂る杉林の薄暗い道。
緩やかに登る小径が続くも1ヶ月ぶりの山登り、身体を慣らすためにいつも以上にゆっくり進みます。
20分程で1合目。「濫觴(らんしょう)の水」、と書かれた水場は、ほとんど涸れた状態。
さらに15分程で2合目、「三ツ瀬峠」に到着。木漏れ日が差し込んで気持ちいい・・・
なんて思っていたが、この辺りから怒濤の急登が登場。
程なく、長〜い鎖場。(ここは左脇にトラバ道あり)
登り切ったらまた鎖・・・
しばらくしてハシゴ・・・
鎖&ハシゴ&トラロープのミックス。ここが一番しんどい・・・
一気に高度を上げ(と言っても里山ですが)周りも何となく開けてくると、ようやく本日のピークが木々の向こうに見えました。
ワイルドな岩尾根もあったりして、なかなか飽きさせないコースは、乳岩口とは趣が違う面白さ。
登山口から1時間半、乳岩口ルートと合流地点の6合目に到着。ここで取りあえず一息。
今まで静かだった山歩きも、合流後は登山者も増えて少しだけ賑やかな雰囲気に変わります。
その先、ほぼ垂直の、高さ3〜4m程の鎖場をヒイコラとよじ登り・・・
登り切った先に、もひとつ鎖。
明神山名物、8合目「馬の背」への階段も。
ハシゴを登り切ると、そこは両側が切れ落ちた馬の背。
・・・と行っても意外と足場は広く、恐怖感はあまりありません。
展望は良く、右側には南アルプスがズラっと並んでおります。
左側、鳳来湖の右の山塊は宇連山。中央奥は鳳来寺山。
目の前の電波塔は、三ツ瀬明神山の西峰。
この後、再び木々生い茂る尾根を歩き、10分程で立派な展望台のある山頂(1,016m)に到着。
登山口からおよそ2時間でした。
展望台からは先程見た南アルプスがよりしっかりと映え渡り、その奥には白く輝く富士山もチラ見え。
中ア方面は、ちょっとパッとせず。
眺めのいい展望台も、風は冷たくみるみる身体は冷え込み、15分程で山頂を退散。
9合目付近まで戻り、ルート上からちょっと外れた穴場で腰を下ろして昼食タイム。
知る人ぞ知る・・・かどうかは分かりませんが、踊り場のような場所は見晴らしも良く、しかも風を遮ってくれる暖かい場所。
その下は断崖絶壁ですが。
目の前のドッシリとした山は、帰宅後調べたら「鍵掛山」というそうで・・・一度は登って見たくなるような、なかなかの形。
30分近くまったりして、しっかりと英気を養った後ピストンで下山。
駐車場には14時半チョイ前に到着、数台の先行者もボチボチ帰り支度している頃でした。
過去2回登って明神山の事を何となく知った気になっていましたが、まだまだ奥の深い山だということを今さらながら気付かされました。
残り未踏の2ルート(柿野、栃ノ木沢)にも訪れてみたいのですが、違う山もアチコチ登りたいのでいつになる事やら・・・
<行程>(ピストン)
三ツ瀬登山口P(10:06)→登山口(10:12)→三ツ瀬峠(10:46)→6合目乳岩分岐
(11:34)→8合目馬の背岩(11:56)→(12:08)三ツ瀬明神山(12:22)→
(12:33)9合目昼食/馬の背岩近く(13:10)→乳岩分岐(13:28)→登山口(14:21)
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