これでいいのか・・・ふたたび大峰山脈・その1(2019.5.03〜05)
先日8月の山行記録をアップしましたが、5月からの山行も順を追ってアップします。
今年のGWは大峰山系へ。
大峰山へは2018年の9月に「行者還トンネル」西口より日帰りで登りましたが・・・
今回は「みたらい渓谷」から金引橋〜ナメリ谷、ナベの耳を経由し弥山、行者還岳、大普賢岳、そして山上ヶ岳を周回しみたらい渓谷に戻るという周回コースを計画し出かけました。
虻トンネル近くの「観音峰登山口」で車中泊、翌5月3日の朝6時に出発。




みたらい渓谷は前回、登山の帰りに少しだけ立ち寄ったので記憶に新しい風景。
そんな渓谷を抜けて、白倉出合から金引橋に向かって歩いていると、1台のワンボックスバンに「どこから登るのか」と声を掛けられたので、本日のルートを話すと、なんと「金引橋は橋が倒壊して、たしか通行不能」だと教えて頂く。
取りあえずバンに乗せて頂き、登山ゲートのある場所(熊渡)まで行くと確かに進入禁止らしき看板が・・・
バンの方たちはとてもいい人で、「私たちは行者還トンネルから登るけど、一緒にいかないか」といわれ、結局お世話になることに。(ありがとうございました)
で結局、前回登りはじめた場所に到着。


後から思ったけど、たぶんこれが結果良かったんだろうと。
7時45分、改めて登山開始。
が、先程結構歩いて体を慣らしたつもりが登り始めから数分で辛くなり、「奥駆道出合」に着いたのは9時4分。

今回はテントを背負っていたとは言え、前回50分程で登ったところを1時間20分もかかってしまうという失態。
前回歩いたときに感じたいいイメージの登山道も台無しのような歩きっぷりで、その後も平坦な場所すら半分目をつむりながらの歩行、体調最悪。
それでも聖宝ノ宿跡を過ぎ、弥山小屋へと続く辛い木段を喘ぎながら登って、ようやく小屋に到着したのは11時40分。

テン場についても、しばらく動くことができませんでした。

GWなので、テン場はやはり混み混みで、テントを片付ける人を待っての設営。その後、取りあえず空荷で八経ヶ岳へ。



近くに見える明星ヶ岳、本当はあっちから来る予定でした。

そして、今は行く気にもなりません。
この日テントに戻っても疲れは取れず・・・そしてこの状態では、明日「山上ヶ岳」方面へ向かう気持ちにも慣れず、結局の計画を変更。弥山から「栃尾辻」経由で「天川川合」へ下りることに。

情けない山行になってしまいました。
翌日は素晴らしい天気。しかし・・・下ります。


弥山の脇から、八経ヶ岳。

大峰山脈で一番高いのですが、なだらかな山容のため、見た目にはあまり高く感じません。
「天川川合」までがこれまた長い道のり・・・

途中にある「狼平」は避難小屋もあり、テントも張れるいい場所。


さらに下った栃尾辻にも廃墟っぽい小さな避難小屋。ここの分岐を右に進み・・・

11時前、天川集落に到着。出発から4時間半ほどかかりました。

このルート近くのナメリ谷のルートも長く、もし今の体力でその長いルートを登っていたらと思うと、昨日使った行者還トンネルを使ったことが正解だったんだろうと、情けなくも納得せざるを得ませんでした・・・
降り立った「川合」から駐車場までは「白倉出合〜みたらい渓谷」を歩いて約1時間半。
しかし、近くの「天川村総合案内所」から駐車場近くまでバスが出ているというので、登山放棄ついでにそれを利用し・・・
駐車場に戻ってきました。

(とことん楽な方へと流されております)
昼の駐車場は観光客でごった返し。みたらい渓谷散策ツアーの観光バスも止まるような場所でした。
で・・・
家族には2泊3日で帰ると告げてやって来た山行。登山放棄したくせに、何となくオメオメと帰るのもシャクだなぁと思い・・・
取りあえず周辺の集落「洞川」の洞川温泉センターで本日の汗を流したあと、再び「観音峰登山口」でもう1日車中泊をし、明日別ルートから「山上ヶ岳」を登ることに。

いいお湯でした・・・
次回に続きます。
<行程>
1日目
観音平登山口P(6:00)→白倉出合(6:45)→車移動→
行者遍トンネル登山口(7:45)→奥駆道出合(9:05)→
(11:40)弥山小屋(13:35)→(13:57)八経ヶ岳
(14:22)→(14:48)弥山小屋
2日目
弥山小屋(6:24)→狼平(7:10)→栃尾辻(8:46)
→(10:47)天川川合
今年のGWは大峰山系へ。
大峰山へは2018年の9月に「行者還トンネル」西口より日帰りで登りましたが・・・
2018/09/27
今回は「みたらい渓谷」から金引橋〜ナメリ谷、ナベの耳を経由し弥山、行者還岳、大普賢岳、そして山上ヶ岳を周回しみたらい渓谷に戻るという周回コースを計画し出かけました。
虻トンネル近くの「観音峰登山口」で車中泊、翌5月3日の朝6時に出発。
みたらい渓谷は前回、登山の帰りに少しだけ立ち寄ったので記憶に新しい風景。
そんな渓谷を抜けて、白倉出合から金引橋に向かって歩いていると、1台のワンボックスバンに「どこから登るのか」と声を掛けられたので、本日のルートを話すと、なんと「金引橋は橋が倒壊して、たしか通行不能」だと教えて頂く。
取りあえずバンに乗せて頂き、登山ゲートのある場所(熊渡)まで行くと確かに進入禁止らしき看板が・・・
バンの方たちはとてもいい人で、「私たちは行者還トンネルから登るけど、一緒にいかないか」といわれ、結局お世話になることに。(ありがとうございました)
で結局、前回登りはじめた場所に到着。
後から思ったけど、たぶんこれが結果良かったんだろうと。
7時45分、改めて登山開始。
が、先程結構歩いて体を慣らしたつもりが登り始めから数分で辛くなり、「奥駆道出合」に着いたのは9時4分。
今回はテントを背負っていたとは言え、前回50分程で登ったところを1時間20分もかかってしまうという失態。
前回歩いたときに感じたいいイメージの登山道も台無しのような歩きっぷりで、その後も平坦な場所すら半分目をつむりながらの歩行、体調最悪。
それでも聖宝ノ宿跡を過ぎ、弥山小屋へと続く辛い木段を喘ぎながら登って、ようやく小屋に到着したのは11時40分。
テン場についても、しばらく動くことができませんでした。
GWなので、テン場はやはり混み混みで、テントを片付ける人を待っての設営。その後、取りあえず空荷で八経ヶ岳へ。
近くに見える明星ヶ岳、本当はあっちから来る予定でした。
そして、今は行く気にもなりません。
この日テントに戻っても疲れは取れず・・・そしてこの状態では、明日「山上ヶ岳」方面へ向かう気持ちにも慣れず、結局の計画を変更。弥山から「栃尾辻」経由で「天川川合」へ下りることに。
情けない山行になってしまいました。
翌日は素晴らしい天気。しかし・・・下ります。
弥山の脇から、八経ヶ岳。
大峰山脈で一番高いのですが、なだらかな山容のため、見た目にはあまり高く感じません。
「天川川合」までがこれまた長い道のり・・・
途中にある「狼平」は避難小屋もあり、テントも張れるいい場所。
さらに下った栃尾辻にも廃墟っぽい小さな避難小屋。ここの分岐を右に進み・・・
11時前、天川集落に到着。出発から4時間半ほどかかりました。
このルート近くのナメリ谷のルートも長く、もし今の体力でその長いルートを登っていたらと思うと、昨日使った行者還トンネルを使ったことが正解だったんだろうと、情けなくも納得せざるを得ませんでした・・・
降り立った「川合」から駐車場までは「白倉出合〜みたらい渓谷」を歩いて約1時間半。
しかし、近くの「天川村総合案内所」から駐車場近くまでバスが出ているというので、登山放棄ついでにそれを利用し・・・
駐車場に戻ってきました。
(とことん楽な方へと流されております)
昼の駐車場は観光客でごった返し。みたらい渓谷散策ツアーの観光バスも止まるような場所でした。
で・・・
家族には2泊3日で帰ると告げてやって来た山行。登山放棄したくせに、何となくオメオメと帰るのもシャクだなぁと思い・・・
取りあえず周辺の集落「洞川」の洞川温泉センターで本日の汗を流したあと、再び「観音峰登山口」でもう1日車中泊をし、明日別ルートから「山上ヶ岳」を登ることに。
いいお湯でした・・・
次回に続きます。
<行程>
1日目
観音平登山口P(6:00)→白倉出合(6:45)→車移動→
行者遍トンネル登山口(7:45)→奥駆道出合(9:05)→
(11:40)弥山小屋(13:35)→(13:57)八経ヶ岳
(14:22)→(14:48)弥山小屋
2日目
弥山小屋(6:24)→狼平(7:10)→栃尾辻(8:46)
→(10:47)天川川合
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GW前半戦、まずは関西の金剛山へ(2022.4.30)
今年5月の倶留尊山・チョロッと周回(2019.5.12)
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