今年5月の倶留尊山・チョロッと周回(2019.5.12)
今年5月の山行記録です。
5月12日、数日前になんとなく決めていた山、三重県伊賀市の「青山高原」に朝早く車で出発。
登山、というよりハイキングの要素が強いようですが、初めての場所はなんとなく楽しみ。
手持ちのガイドブックを元に、駐車場に到着したものの・・・


・・・
なんと、駐車禁止。
こちらとしてはガイドブック以上の情報は持ち合わせていないし、立て札に記載してある有料駐車場はここからかなり遠そうだし、しかも略図だしで、一気に登る気が失せてしまいそのままUターンするも・・・
そう言えばもうちょっと車を走らせれば奈良県、この間のGWに奈良の道の駅で「倶留尊山」が近いことを思い出し、ナビを頼りに向かうことに。
倶留尊山(1,038m)は日本三百名山の一つ。
奈良と三重の県境の山でそれぞれに登山口があり、本日は三重側(津市)池の平高原の奥にある登山口から登ります。
青山高原からはおよそ1時間で到着。

登山口前に小さなスペースがあり、ここに駐車。
なんとなく人気の山だと思っていたのに、車はおろか、人の気配もなし。
それでも気合いを入れ直し、まずは「亀山峠」を目指し、東海自然歩道を上ります。



鬱蒼と生える杉林の中にも、ちらほらと他の新緑が周辺を明るく照らす、いい感じの登山道。
亀山峠につくと・・・

目の前にドーンっと、いきなり見晴らしのよい場所。

亀山峠の西側は奈良県側で、その眼下には曽爾(そに)高原。鬱蒼とした三重県側とは真逆の、広々とした素晴らしい眺め。

まずは「二本ボソ」方面へ。しばらくは草原と森の間の稜線沿いの道を進みます。

振り返って。左下が亀山峠、真ん中あたりの高いところが亀山。行っておけばよかったな・・・

思ったよりもゴツゴツした場所も通過。

「展望広場」。ここまで登ってきて展望を楽しみ、引き返す方もいました。

その先は再び樹林帯突入の木漏れ日ハイク。

そして大きな看板。

ここから入山料地帯に突入。引き返す理由は、多分こういうことです。
先の小屋で入山料を支払えば・・・

そのお隣が「二本ボソ」。絶壁の三重県側の眺めが素晴らしい。


進行方向に見えるのが倶留尊山の山頂。

一旦コルまで下り、あとは山頂まで汗だくの登り返し。
岩や根っこの張る急登にはロープも整備されておりました。

シンドイ登りを経て倶留尊山山頂に到着。山頂は広からず狭からずのまずまずの広場。

山頂北側はそのまま木々の中の尾根道が続く感じ。抜けているのは南側で、目の前の突起したところが先ほどまでいた「二本ボソ」。

後はよくわかりませんが、もしかしたら先週のGWに歩いた大峰山系が見えるのかもしれません。
山頂で昼食後、このまま北側から抜けて周回で下山開始。北側の尾根道は下山まで比較的なだらかな道が続きます。
ちょっと進むと登山道にひょっこり現れた作業用レール。

レールが途切れた場所に小屋出現。北側から登ってきた登山者から入山料を徴収する小屋なのでしょうが・・・

シャッターは下ろされていて看板も倒れたまま。

こちらから登ってピストンしたら入山料は無しじゃん、なんてことを思ってもみたり・・・
さらに下ると三ツ岩へのよりみち看板。どんなところかわからないので行ってみます。

三ツ岩に到着。倶留尊山山容からちょっとはみ出た感じの展望台で東側の眺めが非常にいい場所。

見上げれば、あれが倶留尊山山頂。三重県側の絶壁さがよくわかります。

麓ののどかな場所が池の平高原の集落。

三ツ岩の端まで行ってみると・・・ここも断崖絶壁。ゾワゾワしながら引き返します。

しばらく進んで「西浦峠」。ここは中太郎生(なかたろう)バス停方面(右側)へ。

九十九折りの登山道、そろそろ疲れも出てくる頃なので足下に注意しながらズンズンと下っていけば・・・



林道に到着。ここで登山道は終了〜。

林道の入り口を抜けると目の前に本日歩いた「倶留尊山」。左の突起している場所、あれがたぶん「二本ボソ」。
歩いてきた山の形をしっかりと見られるっていうのが非常にいいですね。

これから登山口まで戻るのですが、麓の道にはあちこちに標識があるので、迷うこともなく歩くことが出来ます。


シャガみっけ。好きな花です。(写真、飛んじゃいましたが・・・)

登山口近くにある「くろそ山荘」は残念ながらもう廃業のご様子。

と、舗装路をダラダラ歩いているうちに、亀山峠への登山口に到着。結構長居したように感じましたが、およそ3時間の山歩きでした。
帰宅後調べるまで全く知りませんでしたが、曽爾高原にはファームガーデンや温泉などもあり、関西地方の行楽地としてはかなり有名なリゾート地のようです。
登山者がほぼ曽爾高原側から入っているとおり、登ったあとの楽しみを考えるとやはり高原側からの登山をオススメします・・・
<行程>
池の平高原側P(10:28)→亀山峠(10:48)→
二本ボソ(11:16)→倶留尊山山頂(11:38〜12:03)→
三ツ岩往復(12:22〜12:28)→西浦峠(12:36)
→林道入り口(12:57)→P(13:26)
5月12日、数日前になんとなく決めていた山、三重県伊賀市の「青山高原」に朝早く車で出発。
登山、というよりハイキングの要素が強いようですが、初めての場所はなんとなく楽しみ。
手持ちのガイドブックを元に、駐車場に到着したものの・・・
・・・
なんと、駐車禁止。
こちらとしてはガイドブック以上の情報は持ち合わせていないし、立て札に記載してある有料駐車場はここからかなり遠そうだし、しかも略図だしで、一気に登る気が失せてしまいそのままUターンするも・・・
そう言えばもうちょっと車を走らせれば奈良県、この間のGWに奈良の道の駅で「倶留尊山」が近いことを思い出し、ナビを頼りに向かうことに。
倶留尊山(1,038m)は日本三百名山の一つ。
奈良と三重の県境の山でそれぞれに登山口があり、本日は三重側(津市)池の平高原の奥にある登山口から登ります。
青山高原からはおよそ1時間で到着。
登山口前に小さなスペースがあり、ここに駐車。
なんとなく人気の山だと思っていたのに、車はおろか、人の気配もなし。
それでも気合いを入れ直し、まずは「亀山峠」を目指し、東海自然歩道を上ります。
鬱蒼と生える杉林の中にも、ちらほらと他の新緑が周辺を明るく照らす、いい感じの登山道。
亀山峠につくと・・・
目の前にドーンっと、いきなり見晴らしのよい場所。
亀山峠の西側は奈良県側で、その眼下には曽爾(そに)高原。鬱蒼とした三重県側とは真逆の、広々とした素晴らしい眺め。
まずは「二本ボソ」方面へ。しばらくは草原と森の間の稜線沿いの道を進みます。
振り返って。左下が亀山峠、真ん中あたりの高いところが亀山。行っておけばよかったな・・・
思ったよりもゴツゴツした場所も通過。
「展望広場」。ここまで登ってきて展望を楽しみ、引き返す方もいました。
その先は再び樹林帯突入の木漏れ日ハイク。
そして大きな看板。
ここから入山料地帯に突入。引き返す理由は、多分こういうことです。
先の小屋で入山料を支払えば・・・
そのお隣が「二本ボソ」。絶壁の三重県側の眺めが素晴らしい。
進行方向に見えるのが倶留尊山の山頂。
一旦コルまで下り、あとは山頂まで汗だくの登り返し。
岩や根っこの張る急登にはロープも整備されておりました。
シンドイ登りを経て倶留尊山山頂に到着。山頂は広からず狭からずのまずまずの広場。
山頂北側はそのまま木々の中の尾根道が続く感じ。抜けているのは南側で、目の前の突起したところが先ほどまでいた「二本ボソ」。
後はよくわかりませんが、もしかしたら先週のGWに歩いた大峰山系が見えるのかもしれません。
山頂で昼食後、このまま北側から抜けて周回で下山開始。北側の尾根道は下山まで比較的なだらかな道が続きます。
ちょっと進むと登山道にひょっこり現れた作業用レール。
レールが途切れた場所に小屋出現。北側から登ってきた登山者から入山料を徴収する小屋なのでしょうが・・・
シャッターは下ろされていて看板も倒れたまま。
こちらから登ってピストンしたら入山料は無しじゃん、なんてことを思ってもみたり・・・
さらに下ると三ツ岩へのよりみち看板。どんなところかわからないので行ってみます。
三ツ岩に到着。倶留尊山山容からちょっとはみ出た感じの展望台で東側の眺めが非常にいい場所。
見上げれば、あれが倶留尊山山頂。三重県側の絶壁さがよくわかります。
麓ののどかな場所が池の平高原の集落。
三ツ岩の端まで行ってみると・・・ここも断崖絶壁。ゾワゾワしながら引き返します。
しばらく進んで「西浦峠」。ここは中太郎生(なかたろう)バス停方面(右側)へ。
九十九折りの登山道、そろそろ疲れも出てくる頃なので足下に注意しながらズンズンと下っていけば・・・
林道に到着。ここで登山道は終了〜。
林道の入り口を抜けると目の前に本日歩いた「倶留尊山」。左の突起している場所、あれがたぶん「二本ボソ」。
歩いてきた山の形をしっかりと見られるっていうのが非常にいいですね。
これから登山口まで戻るのですが、麓の道にはあちこちに標識があるので、迷うこともなく歩くことが出来ます。
シャガみっけ。好きな花です。(写真、飛んじゃいましたが・・・)
登山口近くにある「くろそ山荘」は残念ながらもう廃業のご様子。
と、舗装路をダラダラ歩いているうちに、亀山峠への登山口に到着。結構長居したように感じましたが、およそ3時間の山歩きでした。
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<行程>
池の平高原側P(10:28)→亀山峠(10:48)→
二本ボソ(11:16)→倶留尊山山頂(11:38〜12:03)→
三ツ岩往復(12:22〜12:28)→西浦峠(12:36)
→林道入り口(12:57)→P(13:26)
湖西の二百名山、武奈ヶ岳へ(2023.9.18)
GW前半戦、まずは関西の金剛山へ(2022.4.30)
これでいいのか・・・ふたたび大峰山脈・その2(2019.5.03〜05)
これでいいのか・・・ふたたび大峰山脈・その1(2019.5.03〜05)
大峰山・八経ヶ岳へ〜大峯奥駈道を歩く(2018.09.23)
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