ネンイチオンタケ・田ノ原より王滝頂上へ(2020.9.22)
久しぶりの山行は御嶽山。ザ・ネンイチオンタケ。
ここ最近は黒沢口より山頂を目指していましたが今年は王滝口へ。今までで一番登っているルートですが、2009年以来11年ぶり。
未だ山頂へのルートは閉ざされている王滝口、噴火後、去年までは9合目避難小屋までしか登れませんでしたが、今年ついに王滝頂上までの登山道が解禁となりました。
(但し10月13日までです)
もちろん山頂へはまだ行けませんが、今の王滝頂上がどんな状況か興味があって行ってきました。
前日は道の駅「三岳」でハスラーお初の車中泊。


ほぼフラットな室内にサーマレストを敷き、シートの段差はクッションなどで埋めておりますが、寝心地はイマイチもう一工夫。
DIY的な事が必要であればまた載せるかも知れません。(載せないかも)
翌朝、道の駅から1時間半ほどで王滝口ルートのある田ノ原登山口へ。

山頂へは行けないルートなのに結構なクルマの数。自分もですが、物好きな人(メチャクチャ失礼)が多いようで・・・
6時50分、駐車場正面の鳥居から王滝口へ。その鳥居の横・・・

「御朱印あります」の看板。やっぱり御朱印ブーム、きてますよ。

(と勝手に思っておりますが・・・今更ですか?)
登山口はすでに7合目あたり。標高はすでに2,160mで、てっぺんも近くに感じるのがこのルート。

遥拝所まで続く砂利道が終わり、このゲートから登山道へ。

大江権現(7合目)から徐々に険しく・・・

ここ最近の運動不足、金剛童子で結構クタクタ・・・

白いお社の中にはオッカナイ顔の御神像が祀られています。
登山口より50分、300mほど登っただけですが、この見晴らしのおかげでずいぶん登った気がいたします。

下の建造物辺りが登山口で、その後ろの山は三笠山。後で登ります。
金剛童子より上はさらにシンドイ登り。
それでも久しぶりの懐かしい景色にテンション上げて登って登って・・・

8合目避難小屋。小屋は以前と変わらないままですが、屋根が補強されているみたいです。

しばらく登ると「一口水」。このルート唯一の水場。以前この付近に雷鳥ファミリーが住んでおりました。

この量は昔から変わりませんね。

いよいよ9合目。



ここから王滝頂上が、今回の解放部分です。

頂上手前の地図看板を通り過ぎ・・・

いよいよ王滝頂上。ですが・・・とても違和感。

登っている最中に気付いてはいたんですが「王滝頂上山荘」が綺麗サッパリありません。
けっこう下からも見える、あの白っぽい2階建ての建物です。

2008年の写真
と思っている間に王滝頂上。9時チョイ過ぎ、本日の終点〜。

小さな小屋と、その手前に頑丈そうなシェルターが一基。そしてその上が王滝御嶽神社の奥宮。



神社脇、山頂に続く道は封鎖中。

山頂、結構近いです。(シンドイですが)

先ほどの小さな小屋の奥に、噴火口に近い展望広場的なスペースが。

火口の説明写真がありそれによると・・・

・・・です。

振り返って。
帰りがけに小さな小屋を覗いてみると作業員のオッサン(親しみ)が休憩中。
いろいろ聞いてみると、
●(現在のシェルターの下にあった)王滝頂上山荘は解体してさらに頑丈な山小屋(避難小屋)に建て替え中
●山頂までのルートは、これからトラバースを作り、そこに避難小屋(シェルター)を作っていくのでまだまだ時間がかかる
●それまでに登れるか(今回のように期間限定での解放)は自治体次第ではないか
等々、教えていただきました。

王滝頂上山荘跡地。
下山しようと少し降りると、登りの途中(一口水あたり)で会話を交わしたソロのオッチャンが登ってきて「もう山頂まで行ってきたんですか」と聞かれたので・・・
「王滝頂上はすぐそこですが・・・山頂は行けませんよ」
「えええ~~~っ!」
思いっきりビックリ、そしてガックシされてました・・・(埼玉からきたそうです)
で、その会話を少し下で聞いていた別のオッチャンもボソッと・・・
「あぁ、山頂へは行けないんですか・・・・・・」
登山口の駐車、もしかして山頂まで登れると思って来てる方、メチャクチャ多い??


9合目から下はガスの中を出たり入ったり・・・
この後も「この先山小屋は開いてますか」と聞かれたり、「山頂まで頑張って!」と励まし合うグループなど、勘違いして登ってくる登山者多数。
下調べせずに来るのはダメなことにせよ、不憫でなりませんでした。
この後、遥拝所社務所で御朱印をいただき下山完了。

時刻は11時チョイ過ぎ。まだまだ時間もたっぷり、少し休憩した後、予定通りそのまま三笠山に向かいます。


こちらも駐車場真ん前が登山口。
まぁ登山と言うか・・・


山頂までほぼコンクリートで舗装された、遊歩道的な感じの道。
途中、道を少し外れてみると・・・

裏手はスキー場・・・「おんたけ2240」のゲレンデなんです。

再び登山道へ戻って、三笠山山頂。



ここも御嶽山同様、沢山のオッカナイ御神像が祀ってありました。
ブラッと登って30分程で下山、時刻はまだ12時前。御嶽の山頂は今頃賑わっているんだろーな・・・と。

この後も田ノ原の駐車場にはドライブや観光バスも含め、ぞくぞくと観光客が訪れていました。
が、観光客はいざ知らず・・・
登山される方、まだこのルートでは山頂には当面行かれませんので、くれぐれもご注意を・・・

頂いた御朱印でございます。
<行程>
御嶽山(王滝口)
田ノ原P(6:47)→遥拝所社務所前ゲート
(6:57)→金剛童子(7:38)→一口水(8:26)
→9合目(8:44)→王滝頂上(9:06~9:20)
→金剛童子(10:24)→社務所(10:54~11:03)
→田ノ原P(11:11)
三笠山
登山口(11:26)→スキー場・三笠の森駅
(11:34)→山頂(11:38)→登山口(11:50)
ここ最近は黒沢口より山頂を目指していましたが今年は王滝口へ。今までで一番登っているルートですが、2009年以来11年ぶり。
未だ山頂へのルートは閉ざされている王滝口、噴火後、去年までは9合目避難小屋までしか登れませんでしたが、今年ついに王滝頂上までの登山道が解禁となりました。
(但し10月13日までです)
もちろん山頂へはまだ行けませんが、今の王滝頂上がどんな状況か興味があって行ってきました。
前日は道の駅「三岳」でハスラーお初の車中泊。


ほぼフラットな室内にサーマレストを敷き、シートの段差はクッションなどで埋めておりますが、寝心地はイマイチもう一工夫。
DIY的な事が必要であればまた載せるかも知れません。(載せないかも)
翌朝、道の駅から1時間半ほどで王滝口ルートのある田ノ原登山口へ。

山頂へは行けないルートなのに結構なクルマの数。自分もですが、物好きな人(メチャクチャ失礼)が多いようで・・・
6時50分、駐車場正面の鳥居から王滝口へ。その鳥居の横・・・

「御朱印あります」の看板。やっぱり御朱印ブーム、きてますよ。

(と勝手に思っておりますが・・・今更ですか?)
登山口はすでに7合目あたり。標高はすでに2,160mで、てっぺんも近くに感じるのがこのルート。

遥拝所まで続く砂利道が終わり、このゲートから登山道へ。

大江権現(7合目)から徐々に険しく・・・

ここ最近の運動不足、金剛童子で結構クタクタ・・・

白いお社の中にはオッカナイ顔の御神像が祀られています。
登山口より50分、300mほど登っただけですが、この見晴らしのおかげでずいぶん登った気がいたします。

下の建造物辺りが登山口で、その後ろの山は三笠山。後で登ります。
金剛童子より上はさらにシンドイ登り。
それでも久しぶりの懐かしい景色にテンション上げて登って登って・・・

8合目避難小屋。小屋は以前と変わらないままですが、屋根が補強されているみたいです。

しばらく登ると「一口水」。このルート唯一の水場。以前この付近に雷鳥ファミリーが住んでおりました。

この量は昔から変わりませんね。

いよいよ9合目。



ここから王滝頂上が、今回の解放部分です。

頂上手前の地図看板を通り過ぎ・・・

いよいよ王滝頂上。ですが・・・とても違和感。

登っている最中に気付いてはいたんですが「王滝頂上山荘」が綺麗サッパリありません。
けっこう下からも見える、あの白っぽい2階建ての建物です。

2008年の写真
と思っている間に王滝頂上。9時チョイ過ぎ、本日の終点〜。

小さな小屋と、その手前に頑丈そうなシェルターが一基。そしてその上が王滝御嶽神社の奥宮。



神社脇、山頂に続く道は封鎖中。

山頂、結構近いです。(シンドイですが)

先ほどの小さな小屋の奥に、噴火口に近い展望広場的なスペースが。

火口の説明写真がありそれによると・・・

・・・です。

振り返って。
帰りがけに小さな小屋を覗いてみると作業員のオッサン(親しみ)が休憩中。
いろいろ聞いてみると、
●(現在のシェルターの下にあった)王滝頂上山荘は解体してさらに頑丈な山小屋(避難小屋)に建て替え中
●山頂までのルートは、これからトラバースを作り、そこに避難小屋(シェルター)を作っていくのでまだまだ時間がかかる
●それまでに登れるか(今回のように期間限定での解放)は自治体次第ではないか
等々、教えていただきました。

王滝頂上山荘跡地。
下山しようと少し降りると、登りの途中(一口水あたり)で会話を交わしたソロのオッチャンが登ってきて「もう山頂まで行ってきたんですか」と聞かれたので・・・
「王滝頂上はすぐそこですが・・・山頂は行けませんよ」
「えええ~~~っ!」
思いっきりビックリ、そしてガックシされてました・・・(埼玉からきたそうです)
で、その会話を少し下で聞いていた別のオッチャンもボソッと・・・
「あぁ、山頂へは行けないんですか・・・・・・」
登山口の駐車、もしかして山頂まで登れると思って来てる方、メチャクチャ多い??


9合目から下はガスの中を出たり入ったり・・・
この後も「この先山小屋は開いてますか」と聞かれたり、「山頂まで頑張って!」と励まし合うグループなど、勘違いして登ってくる登山者多数。
下調べせずに来るのはダメなことにせよ、不憫でなりませんでした。
この後、遥拝所社務所で御朱印をいただき下山完了。

時刻は11時チョイ過ぎ。まだまだ時間もたっぷり、少し休憩した後、予定通りそのまま三笠山に向かいます。


こちらも駐車場真ん前が登山口。
まぁ登山と言うか・・・


山頂までほぼコンクリートで舗装された、遊歩道的な感じの道。
途中、道を少し外れてみると・・・

裏手はスキー場・・・「おんたけ2240」のゲレンデなんです。

再び登山道へ戻って、三笠山山頂。



ここも御嶽山同様、沢山のオッカナイ御神像が祀ってありました。
ブラッと登って30分程で下山、時刻はまだ12時前。御嶽の山頂は今頃賑わっているんだろーな・・・と。

この後も田ノ原の駐車場にはドライブや観光バスも含め、ぞくぞくと観光客が訪れていました。
が、観光客はいざ知らず・・・
登山される方、まだこのルートでは山頂には当面行かれませんので、くれぐれもご注意を・・・

頂いた御朱印でございます。
<行程>
御嶽山(王滝口)
田ノ原P(6:47)→遥拝所社務所前ゲート
(6:57)→金剛童子(7:38)→一口水(8:26)
→9合目(8:44)→王滝頂上(9:06~9:20)
→金剛童子(10:24)→社務所(10:54~11:03)
→田ノ原P(11:11)
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(11:34)→山頂(11:38)→登山口(11:50)
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ひとり、初冬の小秀山(2019.11.16〜17)
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