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グルグルと、山の頂きへ

里山から高山まで、茫々たる山並みを求めてグルグル彷徨い歩いています。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)

   

梅雨空の日曜日、花を愛でに伊吹山へ。

何度も登っている伊吹山、数えてみると今回で16回目。名古屋の自宅からも1時間半とアクセスもよく、一年中楽しめる山です。

せっかくブログを始めたので、ちゃんと記録しておこうと思います。

ちなみに、伊吹山はドライブウェイを使えば、山頂付近まで車で上がれる山です。(まだ使ったことはありませんが・・・)


登山口のある上野地区の民間駐車場には7時10分くらいに到着。雨にもかかわらず先行者の車が数台。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


雨具をしっかり身に纏い、鳥居をくぐり上野登山口へ。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


しばらく来ないうちに新しい建物が。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


どうやら今年の5月より、300円の入山料を徴収しはじめたようです。


7時半頃、登山道へ。ここから1合目までは樹林帯歩き。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


およそ20分後、民宿の建ち並ぶ舗装道路に出ます。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


ここが1合目。スキー場だった頃の名残のゲレンデを横目に登っていきます。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


6年ぐらい前までは伊吹山スキー場(ピステジャポン伊吹)としてゴンドラやリフトが4合目まで整備され山腹にロッヂも点在していましたが、今はリフトもキレイに取り払われ、空き家になったロッヂがポツポツと建っているだけです。


2007年に登った時の1合目付近の写真。こんな感じでした。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
パラグライダー体験スクールは今もやってます


最近は来る度にあちこち整備が進んでおり、このゲレンデの登山道自体も以前は赤土むき出しで、特に雨の日なんか目も当てられないほど滑りまくるという、メチャクチャ歩きづらい場所でした。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


このあたりからクサフジが、群生とまではいかないまでも、そこら中に咲き誇っています。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


2合目から上に行くと・・・

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
ヒメウツギ

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
ノアザミ


新・花の百名山にも加えられている伊吹山。「イブキ〜」と冠がつく固有の植物も多く、道の先々に彩りを添えてくれます。


3合目付近になると登山道は緩やかになり、ようやく山頂方面も見渡せます。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


この辺りから花の数もぐっと増し・・・

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
ウツボグサ

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
クルマバナ

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
クララ


8時40分、立派なトイレのある3合目に到着。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


花、沢山撮ってますが・・・

この日、雨に加えて気温が高く不快指数はMAX。体調もイマイチで、ここまで1時間以上かかってしまいました。

(体調良ければ、山頂まで走らずとも2時間で登れます)


去年できた3合目の東屋。上野地区の人たちで集めた「植物保全活動募金」で設置したようです。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


ちょっと休んで4合目へ。このコンクリート(リフト乗降場跡)から右に折れます。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
コンクリートからちょっと手前の脇道からでも5合目に上がれます


以前はこの上から見下ろす3合目辺りの景色が素晴らしかったので、解体された時は結構ショックでした。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
当時の写真。当時ここで食事や休憩する登山者も多く、自分も利用させてもらってました。


4合目から10分程歩けば5合目。ここに来てまず目に飛び込むのは真っ赤な自販機。しかもちゃんと稼動しています。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


となりの建物はちょっとした売店兼休憩所。今まで開いているのは2回しか見てません。開けるルールが知りたい・・・


5合目より先は森林限界のような斜面を九十九折りで登っていきます。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


頭上を遮るものがないので、炎天下は要注意です。

5合目すぐ、斜面を占領していたのはイブキガラシ。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


6合目手前にある避難小屋。中はなかなかキレイです。


6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
ちなみにこの写真の、避難小屋真上のコルらしきところが9合目です

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


避難小屋を過ぎた辺りでようやく雨も小康状態。

雨具を脱ぐと火照っていた身体も徐々に落ち着き、なんとなく楽になってきた感じが。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


オドリコソウ。たぶん終わりの時期ですが、まだ残っておりました。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
小さい、カラマツソウ


ベンチのある8合目から。下に見える広場付近は3合目辺り。霞んで見える山は霊仙山。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


写真の右方向には琵琶湖も見えるのですが、この日は雲が多く、キレイに姿を見せてくれませんでした。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
クサタチバナ

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
ウマノアシガタ

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
グンナイフウロ


グンナイフウロはこの時期に見られる花の中でも結構好きです。


9合目を過ぎるとガスの向こうにたくさんの建物。ようやく山頂です。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


最初に見えるのは大乗峰伊吹山寺。避難小屋ではありません。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


そして周辺は売店、食事処的な小屋が5件ほど並び・・・

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


一段小高い所には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の石像が。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


ここが伊吹山山頂(1377m)となります。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
ヌン・・・


深田久弥曰く、「お気の毒くらいにみっともない作りである」・・・


時刻は10時10分、結局2時間半もかかってしまいましたがシャーナシです。

本日はタケルさんのすぐしたにある「えびすや」にて休憩。ここのオヤジさんの話は楽しく、山頂の中でも一番山小屋っぽい感じで、人気もあります。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


ノンアルで休憩し、その間にガスも抜けたので山頂の遊歩道へ。三角点に行ってきます。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


山頂はだだっ広く、ちゃんと散策すれば1時間くらいかかるんではないでしょうか・・・


その三角点は、意外と端っこにあります。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


ガスは取れたものの・・景色はイマイチ。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


こんな日じゃ当然アウトですが、天気が良ければ北、中央アルプス、御嶽、白山等々いろいろ楽しめます・・・


ドライブウェイ駐車場から続々と上がってくる観光客。徐々に混み始める山頂。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)


てことで下山いたします。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
アゲハの仲間、羽根が半透明のウスバシロチョウ


下山中、雨上がり後の気温上昇でガスはどんどん濃くなり、これはこれで幻想的だったり。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
ニガナ


何も見えない景色に未練はなく、後はサクサクっと下り・・・


12時半、下山いたしました。

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)

6月、花の伊吹山へ (2014.06.22)
民間駐車場では、下山後いつもお茶とお菓子を出していただけます。


天気と体調は悪かったものの花もそこそこ楽しめたし、今度はススキ原が見事な秋にでも登ろうかと思います。


<行程>
登山口(7:34)→1合目(7:53)→3合目(8:39)→
5合目(9:02)→8合目(9:44)→山頂(10:08〜
10:46)→5合目(11:33)→登山口(12:33)



タグ :伊吹山

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