木曽駒ヶ岳・上松Aコースより再び・・・(2017.10.08〜09)その2

グルヤマ

2017年10月20日 21:45



前日はこちら・・・


昨日は19時頃に就寝するも、テン場はロープウェイで上がってきて体力が有り余っている方が多いのか、かなり遅くまで騒ぐ声も。

結局10時過ぎまで、ウツラウツラ状態。

何となく寝不足のまま5時起床。ゆっくりと支度し、ご来光を見るためにカメラ一つ持ってに駒ヶ岳の山頂へ。




甲斐駒の横あたりから・・・






染まる染まる・・・




御嶽も、




乗鞍も、槍穂も・・・




よく染まってくれました。


10分程でテン場に到着。周りはまだまだのんびりとした時間が流れているものの自分にとっては本日も長丁場。あまりユックリとはしていられません。

今度泊まるときは、やはり千畳敷から登って、ダラッとしようか・・・なんて考えながら、食事・洗面・撤収作業を坦々と行います。






本日で頂上山荘の今年の営業も終了。水&トイレ、ありがとうございました。




下りは山頂へ登らず、迂回路から玉ノ窪へと向かいます。


8時を回る頃には山頂方面には本日ロープウェイで上がってきた登山者で、既に多くの人の列。




それを尻目に、人気の無いほうへ・・・







(この後、ホントに誰一人とも会わなかったという・・・)


玉ノ窪山荘の向こうにポッコリと見えるのは「木曽前岳」。登りたくなるようないいカタチ・・・




予定にはありませんでしたが登って見ます。






取り付いてみると、案外楽チンに登れたりしますが・・・

人が入ることが少ないのか、頂上付近は標識等が朽ちて読めなかったり、ハイマツが道を覆っていたりと、何となく分かりづらい感じ。

この、鉄杭みたいなものが刺さっている場所が、木曽前岳頂上(2,826m)のようです。(バックに御嶽)




振り返れば、木曽駒山頂。右に中岳、宝剣岳。見晴らしは納得のいくものでした。




ここで行き止まりなので、GPSでルート確認しながら、すぐ近く(目の前)にある、もう一つのピーク(白木の柱があるところ)に回り込みます。




柱の下に道標発見。「八合目・35分」と表記。これを見つけてちょっと安心。




おぉ分かりやすい、アレを超えていくのね・・・




再び分岐。ちなみに「牙岩・麦草岳」方面は「上松Bコース」なのですが、登山道の崩壊が進んでいて廃道になりかけているらしく、ワタシのようなビビリには無理っぽいコースになっております。




麦草岳。こちら側が崩壊、あの稜線を見る限り、やっぱりムリです・・・




こちらはこちらで結構な岩場下りだったりして、ザックが背中で振られないようベルトやストラップを引き締め直し、ここは慎重に下ります。




八合目近くの分岐に到着。再びAコースに合流。大ナギからのしんどい登り返しを通らずに八合目に着くことができました。




後は黙々と下るのみ・・・だったのはずが、途中(ラクダの背あたり)で右足の薬指あたりがモーレツに痛み出し、苦痛に耐えながら歩く事に。

さらに四合目半を過ぎた当たりから、前日ほどではないにしろ、ヤスデがわらわらと登山道を練り歩き、痛みと不快に耐えながら下り続け・・・










13時チョイ前、何とか駐車場に到着しました・・・


振り返ると駒ヶ岳方面は雲の向こう。





足の指は、帰宅後10日たっても何故かしびれ続けており、あまり感覚が無いまま。

靴に毒虫か蟻などに入り込まれ噛まれたのか、はたまた、踏み続けたヤスデの呪いなのか、未だによく分かりません・・・


オソロシヤ・・・(;´Д`)



<行程>
[1日目]
上松Aコース駐車場(6:22)→(6:42)敬神ノ滝小屋登山口(6:52)→(8:58)金懸小屋
(9:09)→(11:47)八合目(12:01)→大ナギ(12:34)→(13:14)玉ノ窪山荘(13:26)
→(14:12)駒ヶ岳山頂(14:22)→(14:32)駒ヶ岳頂上山荘
[2日目]
頂上山荘(5:25)→(5:40)駒ヶ岳山頂(6:02)→(6:11)頂上山荘・撤収(8:16)→
〈トラバース〉→玉ノ窪山荘(8:46)→木曽前岳(9:03)→八合目(9:53)→
(11:16)金懸小屋(11:23)→敬神ノ滝小屋(12:29)→駐車場(12:52)

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