美ヶ原、のんびり高原ハイク(2021.8.10)

グルヤマ

2021年08月29日 01:20

道の駅にて車中泊後、その翌日は長野県の百名山、美ヶ原(美ヶ原高原)へ。



前の日の行程↓↓↓
上信越、雨の四阿山へ(2021.8.9)



登山、というよりは観光気分に近いハイキング。

ビーナスラインを上がった先にある「山本小屋ふる里館」前の観光駐車場(無料)にクルマを停め、9時頃のんびりとスタート。






ふる里館を横切ると、いきなりイイ景色。




天気はイマイチなものの、放牧された牛やら馬やらを見ながらのんびりと散策。


おお、あれは・・・




アモーレの鐘ではないですか。


美しの塔

関東に住んでいた頃に観ていたオールナイトフジの中で、とんねるずが「オメ〜ラ!アモーレの鐘まで云々〜!」とよく吠えておりました。

よくフジテレビのクロージングまで起きていたあの頃。懐かしいなぁ・・・


(ソーユー歳デス)



さておき、道なりに進むと「塩くれ場」。ここを右に折れ、山頂のある「王ヶ頭」に向かうのですが・・・




歩くほどにガスは濃くなり、本日も降りだしてきた雨。

昨日乾かしたばかりの雨具を着込んだ途端テンションだだ下がり。平地なのに、いきなり足が重くなるという・・・メンタル弱くてまいるわ、自分。


ナンも見えん・・・


それでもしばらくすると雨は小康状態となり、目の前に現れた王ヶ頭ホテル。




外のベンチで雨具を脱いでいると・・・




観光バス登場。おおっ、日本一楽チンな百名山登頂ができる美ヶ原。


時刻は10時チョイ前。天気予報によると11時頃には麓辺りも晴れるというので、店内のカフェにて1時間ほど時間をつぶし・・・




ガスも抜けた11時過ぎ、ホテル裏手にまわり、王ヶ頭の山頂標石へ。


王ヶ頭 2,034m





何となく陽も差し始めたので更なる展望を期待し、王ヶ頭の西側にあるもう一つのピーク「王ヶ鼻」へ向かうことに。


あの電波塔の向こうが王ヶ鼻


電波塔に向けて軽く登り返し、案内標識に沿って進んでいけば、その突端が王ヶ鼻。






いい眺め。

ここから見る松本市街。雲の下、晴れている地区と雨が降っている地区の境界がよく分かります。




なかなかの展望ですが・・・本来ならば松本市街の向こうに見える北アルプスの山々は、残念ながら重たい雲の先。


このまま王ヶ鼻の先へ下っていっても王ヶ頭方面に戻れますが、登り返しがめんどくさいので来た道を戻り、王ヶ頭の手前にある「美ヶ原高原ロングトレイル」コースへ。ここから駐車場方面に向かいます。




そこそこ距離はあるものの起伏がほとんど無いなだらかなこのコース。ガスが抜けたおかげもあり、ようやく夏山っぽさを満喫。




烏帽子岩


烏帽子岩の上から。山腹を横切るトレイルコースの道筋もキレイに確認できます。




百曲り・茶臼山への分岐を過ぎ、塩くれ場まで戻ってくると・・・

ちょうど牛たちがあちこちで塩をベロベロしておりました。




牛や馬たちが病気にならないよう、塩分を与える場所なので「塩くれ場」だそうです。


時刻は13時半少し前。駐車場までは戻ってきましたが・・・


クルマの数、スゴいことに・・・


その駐車場の目の前にある「牛伏山」の石像。




その場で調べてみると、すぐ近くに牛伏山の山頂があるようなので行ってみます。






駐車場から7分・・・あっという間でした。


目の前に王ヶ頭


戻りがてら左に目を向けると、何やら四角い建造物が見えるので、向かってみると・・・




美ヶ原高原美術館でした。




立ち寄りたいところでしたが、汗臭いオッサンがひとりウロウロしても迷惑なので・・・


駐車場に戻り、2日間の全行程終了です。





昨日今日と天気に踊らされた感じの山行でしたが、そんな状況でも四阿山、美ヶ原の良さがよく分かった2日間でございました。

両山とも天気のいい日にまた訪れようかと。いつになるかは分かりませんが・・・



この2日間で一番よく見かけた花、タカネマツムシソウ。何となく秋の気配。


<行程>
駐車場(8:58)→塩くれ場(9:19)→
王ヶ頭(9:52〜11:07)→
王ヶ鼻(11:32〜11:51)→
ロングトレイルコース入口(12:05)→
烏帽子岩(12:31)→塩くれ場(13:02)→
駐車場(13:24)→牛伏山(13:32)→
美術館裏(13:39)→駐車場(13:48)

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