スノープレート交換。

グルヤマ

2020年02月26日 22:45

購入履歴のような・・・覚書テキなものです。




先日の伊吹山で使用したアイゼンのスノープレートがいよいよボロボロに。




本体も年季が入った感じっぽいですが・・・




アイゼンは「エキスパートオブジャパン」のクロモリ卍(10P)、かれこれ十数年選手です。


(メーカーサイトより)


スノープレート(アンチスノープレート)とは足裏に雪団子を付けないためのアイゼンの付属品。

古いことはよく知りませんが、昔のアイゼンや海外の商品には付いていなかったため、以前の登山者は自作していたとか。


留め具のアルミプレートは曲げ伸ばしするため、いずれは千切れるものですが・・・

特に最近では年に数度の出番があるかないかで、もっぱら6本爪の軽アイゼンを忍ばせることのほうが多い状況。

使用頻度が少ないので、良く持ったほうです。



さっそく好日山荘にてお取り寄せ。




税抜きで2,500円。

ちょっと値が張る気もいたします・・・


プレートの素材は酢酸ビニル製。酢酸ビニルは寒さに強く、約マイナス50度までの変形に耐えうる強さを持つそうです。

これは最初から形成されていますが、自作キットなるものも売っており、上記に書いた、プレートがない他ブランドのアイゼンにも対応できます。


装着はプレートに着いたアルミクリップを曲げるだけで、ホイ完成。



・・・メーカーサイトの同じ写真でスミマセン。


アルミクリップの曲げる頻度をできるだけ少なくするため、次回使用時に取り付けます。

次に購入するのはさらに10年後でしょうか。(まだ山、登ってるかな〜)



ところでなぜ10本爪なのか。当時の自分の考えがあっての事(たぶん厳冬期登山はやらないと思ったからなのか)と思いますが・・・まぁ忘れました。


本格的な雪山では10〜12本爪からとは言われますが、以前GWの木曽駒ヶ岳(残雪期)でも、雪の千畳敷を登る際、12本爪じゃないということで危うく遭対協の方に止められそうになりました。

(経験値等の配慮で許可は出ました)




2013年、木曽駒ヶ岳にて。(黄色がマイテント)


そういう意味では、厳冬期でも使える12本爪が当然オススメですが、10本爪は岩場の上では安定しやすい利点もあります。


ちなみに最近(なのかは知りませんですが)では、10本爪の軽アイゼンもあるそうですが・・・

そちらは爪が短く、岩&雪ミックスな場所では危険を伴うので、同じ10本爪でも購入の際にはお間違えのないように。

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